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伝統芸能がインクジェットで蘇る、CEATECエプソンブースで職人の技が復活

2015年10月09日 21時51分更新

文● オオタ/ASCII.jp

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和紙の味わいそのままにインクジェットで印刷できるプリント技術をアピール

 10日まで幕張メッセにて開催予定の「CEATEC ジャパン 2015」。エプソンブースでは昨年発売されたスマートグラス「MOVERIO」の業務用モデル「MOVERIO Pro」の実機展示などを実施していた。

 MOVERIO Proは、工場や流通業務など、作業シーンを想定して開発されたヘッドセットモデルだ。500万画素のカメラや手探りでも操作できるコントローラーを採用。作業の途中でバッテリーが切れないようにバッテリーは2つ搭載できるほか、ホットスワップ機能に対応している。

9月に発売された、業務向けスマートヘッドセット「MOVERIO Pro」

バッテリーを2つ搭載できるコントローラーを採用している

 そのほか、ブースでは同社の強みであるプリント技術をアピール。Tシャツにプリントするデモンストレーションや、和紙の味わいそのままにインクジェットプリンターで出力した「絵どうろう」など、色々な形状に合わせてプリントしたものを展示していた。

秋田県湯沢市の「七夕絵どうろうまつり」で飾る「絵どうろう」を、和紙の手書きの味わいそのままにインクジェットで出力

ファッションデザイナー山本寛斎氏のファッションショーで使用した衣装も同社のデジタル捺染印刷機で印刷したという

写真立てやストッキングなど色々な形状の印刷に対応できる技術をアピール

会場では実際にTシャツにプリントする様子をデモンストレーションしていた

スマートウォッチやゴルフのスイングを計測できるウェラブルデバイスも展示中だ

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