9月頭の「IFA 2015」に合わせて発表された、ファーウェイの新フラグシップモデル「Huawei Mate S」。最上位モデルでは感圧タッチも搭載されることが話題になったが、今回実機でのレポを簡単ながらお届けしよう。
Mate Sはストレージ容量の違いで、32GB/64GB/128GBの3モデルがあり、感圧タッチは128GB版のみ。また、カラバリもそれぞれ異なり、今回の実機は32GBモデルのTitanium Grayだ。
32GBモデルでも649ユーロ(約8万8000円)という高級モデルだけにスペックも高ければ、端末の完成度も高い。ディスプレーは5.5型フルHDの有機EL。発色も鮮やかで好印象。
画面サイズ的には当然iPhone 6 Plusが対抗と言えるが、横幅は約75.3mmとiPhone 6 Plusの約77.8mmより小さく、厚みは7.2mmとiPhone 6 PlusとiPhone 6s Plusのちょうど真ん中。ただ、わずかに背面の左右が湾曲していることで持ちやすさ的には○だ。
CPUは64bit対応でオクタコアの「Kirin 935」(2.2GHz+1.5GHz)、メモリーは3GB、Android 5.1、2700mAhバッテリーなど。背面の指紋認証センサーについてはタッチ式で、iPhone 6やGalaxy S6とほぼ同じように使える。
今回試したのはEU版のようで、「CRR-L09」という型番のシングルSIMタイプ(日本語の表示自体は可能だった)。ファーウェイのサイトを見ると、このCRR-L09はLTEでバンド19、3G(W-CDMA)でバンド6/19にも対応している。ドコモMVNOのSIMとの組み合わせも問題ない。すでに日本での発売自体は公表されているが、正式な国内発表に期待したい1台だ。
Huawei Mate S | |
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ディスプレー | 5.5型有機EL |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 75.3×149.8×7.2mm |
重量 | 約156g |
CPU | Hisilicon Kirin 935 2.2GHz+1.5GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32 or 64 or 128GB |
OS | Android 5.1 |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 2700mAh |
カラバリ | Luxurious Gold、Titanium Grey、Mystic Champagne、Rose Gold |