素晴らしすぎる助手席の作り込み!
燃費も走りも素晴らしい日産・フーガ ハイブリッド。大型セダンであるためにリアシートに重きを置いているのかと思いきや、一番の特等席は助手席なのである。
助手席に普通に腰掛ければリアシートの足元は広大。それを助手席のスライド量にあてたとしたら、助手席は前後にかなり余裕のある空間となる。
ここでモデルの方に、実際に助手席に乗っていただいて、その真価を見極めようと思う。乗っていただくのはSUPER GTのシンティアム・アップル・ロータスやスーパー耐久のディーゼルデミオのレースクイーンとして活躍する桜井さちさん(@sachibudou)。
──実際に乗ってみてどうですか?
桜井さち(以下 桜井)「座り心地のいいシートで、足元も広くて、すごくラクですね」
──ふくらはぎの置き場所になるオットマンが出てくるのですが、これの使い心地はどうでしょうか?
桜井「これはすごくありがたいですね。レースクイーンとかで一日中立ちっぱなしのときに、帰りの移動でこういったものがあるとすごくリラックスできます」
桜井「鈴鹿サーキットとかスポーツランドSUGOからの帰り道だったら、新幹線よりフーガの方がリラックスできると思います。いや、爆睡しちゃうかも」
桜井さんは、フーガの助手席にご満悦のようだ。
彼女が指差したスイッチは、運転席側から助手席シートのリクライニングや前後スライドを調整するものだ。
桜井「電動シートって、操作方法がよくわからないことが多いのですが、それを運転していただいている方に調整してもらえるのって、助手席側からすれば嬉しいと思います」
速くて、燃費がよくて、自動ブレーキなどの安全装備も充実し、助手席に座った人の好感度も高いという走りのセダン。それが日産・フーガ ハイブリッドだ。
ちなみに今回、日産からお借りした試乗車はオプションのついていない状態での車両本体価格が574万6000円(税抜)。クルマに見合って、それなりに高級なお値段である。