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リコーの全天球カメラ「THETA」の新モデル! 高画質化&スマホで360度動画生成が可能に!!

2015年09月04日 10時00分更新

文● ハシモト/ASCII.jp

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「RICOH THETA S」

「RICOH THETA S」

 リコーは9月4日、全天球イメージカメラの新モデル「RICOH THETA S」を発表した。10月下旬発売で、予想実売価格は4万円台前半。

 新モデルはイメージセンサーの大型化、高解像化により画質が向上。前モデル(THETA/THETA m)はイメージセンサーの詳細を明らかにしていないが、新機種は1/2.3型センサーを2つ採用し、1400万画素相当(5376×2688)ドットの画像が撮影できる。

 また、レンズは開放F値2.0という明るいレンズを採用。画像処理エンジンも向上し、特に暗所での撮影画質が向上しているという。

 撮影はスマートフォン用の専用アプリから行なうが、新機種はISO感度の設定やシャッタースピードの変更が可能なマニュアル撮影に対応。さらに、従来は非対応だったライブビュー映像の表示も可能となっている。

 動画は、フルHD(1920×1080)で30fpsの記録が可能。これまで、全天球型の動画を生成するためには、いったんPCに接続し、PC側で処理する必要があった。しかし、新機種はスマホ用動画変換ツールを用意することで、PCに接続する必要がなくなった。

 このほか、内蔵メモリーが4GBから8GBに増量されており、本体にはHDMI端子も装備する。

 なお、同社はRICOH THETA Sの発売に合わせて、オリジナルのアプリが作成できるAPIを公開し、ユーザーによるオリジナルアプリ開発を後押しする。APIはGoogleのOpen Spherical Camera APIをベースに開発されており、 Googleのストリートビューアプリなどのサービスと親和性がある。たとえば、RICOH THETA Sで撮影した全天球画像を簡単にGoogle マップに投稿できる。

 本体サイズは幅44×奥行き22.9×高さ130mm、重量は125gで、従来モデル(幅42×奥行き22.8×高さ129mm、重量は95g)よりもやや幅が広く、若干重くなっている。

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