相模屋食料は8月20日、「機動戦士ガンダム」とのコラボ商品第4弾となる「トリプル・ドムとうふ(以下、ドムとうふ)」を発表した。8月21日から関東・関西・中国・東北地区のスーパーマーケットやショッピングモールで販売する。
ドムとうふはガイア・マッシュ・オルテガの「ジェット・ストリーム・アタック」時の攻撃態勢をモチーフとした3種のパッケージを用意。味も3種類で、濃厚な豆乳クリームを使用した、マイルドチョコ風味・ビターチョコ風味・ミルクチョコ風味をラインアップする。
代表取締役社長の鳥越 淳司氏は「(ドムとうふを発表できて)こんなにうれしいことはない。おとうふ一年戦争(ビグ・ザムとうふ発表※)以降、破竹の勢いで戦線を拡大してきた。しかし、Gとうふへの思いをはせながら、試行錯誤の続く毎日。Gとうふを実現するには自身のイメージ通りにならなければならない。そして、ついにこれだと思うものができた」とドムとうふについて熱く語った。
※ ビグ・ザムとうふが発売されたのは2013年なので、野暮なことを言うと2年経っている(関連記事)。
これまで相模屋食料はガンダムとのコラボ商品以外に、レンジでチンするだけで食べられる豆腐の鍋セット「ひとり鍋シリーズ」や、若い女性をターゲットにした「ナチュラルとうふ」なども販売してきた。
ナチュラルとうふに限ってはチョコレート味を用意しながらも、「食べたらおいしいと好評」で「豆腐でチョコ? と訝しがられる向きもあったが、今では定番」だという。
しかしながら「絹や木綿のような豆腐の本流ではない」と鳥越氏は語る。
「独特の輝きを持っているので愛されていると思っている。これこそ意欲的な設計思想であり、まさにこれはドムではないか」。こうした独自の理論からドムとうふは誕生したようだ。
ここまでの力強い話から想像できるかもしれないが、パッケージや味にも相当なこだわりが見える。パッケージは試作を繰り返し、専用パックを開発。鳥越氏いわく「もはや豆腐のパックではない」そうだ。
食べ方についても「ジェット・ストリーム・アタックの順で食べていただきたい。マイルド・ビター・ミルク、これで〆ていただきたい。これをジェット・ストリーム・アタック食べと呼んでいる」とご指定が入る。
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