フェンシングも守りが重要、自分のスタイルを変えて勝利につなげた
一方で、ウイルスバスター クラウド 10とともに発表されたのが、先頃、ロシアで開催されたフェンシング世界選手権で、日本人初の金メダルを獲得した太田雄貴選手(森永製菓所属)とのスポンサー契約を締結したことだ。
自らもフェンシングを嗜んだことがあるというトレンドマイクロのエバ・チェン社長は、「コーチから教えられたのは、常に速くなくてはならない、集中していなくてはならない、そして、敵がどうするのかを予測しなくてはならないということ。
我々も、脅威対策においては、それをやり続けなくてはならない」と、フェンシングとウイルス対策の共通点を指摘。さらに、「フェンシングは、フェンス(守る)が語源。我々は、ユーザーを守るための防御の専門家でなくてはならない」とした。
これに対して、太田雄貴選手は、「数あるスポーツのなかから、フェンジングを選んでもらったことに感謝したい」と前置きしながら、「フェンシングは、相手が来てから反応しては駄目。予測してディフェンスすることが大切である。これまでは攻撃主体のスタイルだったが、守ることに力を注ぎ、自分のスタイルを変えられたことが、今回の優勝につながったと考えている。また、それが、今回のスポンサー契約にもつながったのかもしれない」などと語った。
そして、「インターネットと生活はますます密接になってくるだろう。同時に、ウイルスによる脅威はこれからも課題になる。ウイルスバスターに、我々の生活に守ってもらいたい」と語った。
太田選手によって注目を集めつつあるフェンシング。「いまは若手の育成に力を注いでいるが、チャンスがあれば私も東京オリンピックに挑戦したい」と太田選手。太田選手の進化も、「守り」が鍵になるのかもしれない。
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