現在入手できる国内唯一のWindows Phone 8.1スマホ
マウスコンピューター「MADOSMA」
日本でも海外でもiPhone以外のスマホと言えば、Android一色になっているが、マウスコンピュータ―がリリースした国内唯一のWindows Phone 8.1スマホが「MADOSMA」だ。
主要スペックは5型HD液晶に、クアッドコアのSnapdragon 410 1.2GHz、1GBメモリー、8GBストレージなど。1GBメモリーでは同価格帯のAndroidスマホと比べるとやや弱い印象を持ってしまうかもしれないが、Windows Phone 8.1との組み合わせでは非常にサクサクで問題とはならない。
国内向けの周波数にもしっかり対応するほか、パソコンで蓄積したノウハウにより、サポート体制にも自信ありとのこと。価格も量販店などではポイント付きで購入できるため、お買い得感はかなり高い。
価格の割にスペックも高い“gooのスマホ”「G03」
中身はZTE製
NTTレゾナントが“gooのスマホ”として、OCNのSIMとのセットで販売している「g03」。ヨドバシカメラなど量販店での取り扱いも開始されている。
中身はキャリア向け端末も多数リリースしている、中国ZTEの「Blade S」。スペックを見ても、5型HD液晶にオクタコアCPUのSnapdragon 615(1.5GHz+1GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、ソニー製センサーによる13メガカメラなど、かなりハイスペックだ。カラバリのプラチナシルバー、プラチナピンクの2色もインパクト大。
富士通のSIMフリースマホは防水・防塵対応
「ARROWS M01」
富士通が法人/MVNO向けに開発したSIMフリースマホが「ARROWS M01」だ。当初はMVNOからのセット販売が中心だったが、現在は量販店での単体購入も可能で、価格は約4万円。
1.2GHz動作のクアッドコアCPU、1GBメモリー、8GBストレージと価格の割にスペックはやや弱めだが、国内メーカー製で防水・防塵に対応しているのがなによりの強味。4.5型で横幅67mmというコンパクトさに魅力を感じる人も多いだろう。ネットワーク面でもドコモXiの4バンドすべてに対応している。
中国からの新顔「ONE-FIVE」ブランドの
スマホが10月に登場
新しい中国メーカーが、SIMフリースマホ「ONE-FIVE」で国内市場に参入した。Star Digital TechnologyはODMメーカーとして、新興国のキャリア向けに実績がすでにあるとのことだ。
10月に発売予定の「F1」「F1L」はスペックもなかなか高く、5型/5.5型フルHD液晶に、MediaTek製オクタコアCPU、2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラと、性能的にはミドルハイクラス。そのぶん価格もやや高めで約3万8000円と約4万3000円なのだが、ドコモのバンド19に対応していない点はやや残念。
単体購入ではやや高めも
端末自体はミドルレンジのAndroidスマホ「VAIO Phone」
“VAIO”のブランドを冠したスマホとして話題になった「VAIO Phone」。実際には日本通信によるプロダクトとしてリリースされた。スペック的には典型的なミドルレンジのAndroidスマホで、5型HD液晶、クアッドコアのSnapdragon 410、2GBメモリー、16GBストレージなどを搭載する。
単体購入も可能だが、その際の価格は5万円台半ば。スペックの割には随分高価なイメージがあるが、実際には日本通信のSIMと組み合わせて利用することで、SIM側がオトクに利用できる。つまり大手キャリアと似た形の販売形態を取っていると言える。