独身単身生活20年。自宅でパンを焼く、というのは長年の夢であった。
そんな筆者が最近見つけた調理家電が、ジェネリック家電の雄、ツインバード工業のマルチホームクッカー「PY-E621P」。いわゆるホームベーカリーだが、お値段はなんと4000円前後!
ちなみにこの製品、2015年8月現在ではまだ多くの量販店に普通に並んでいるが、メーカーのホームページを確認したところ、生産終了製品だった。
このため、徐々に品薄になっていくと思われるが、現行製品だとホームベーカリー「PY-E632W」があり、だいたい1万円程度で購入できる。
“マルチホームクッカー”と言う通り、パンを含め40種類のメニューに対応したホームベーカリーで、餅つきから餃子の皮、うどん/そば/パスタの生地までいろいろなものが作れる。分量は0.5斤まで。今回はとりあえずパン作りに挑戦だ!
必要な材料(0.5斤分)は、強力粉(125g)、バター(5g)、上白糖(10g)、塩(2.7g)、ドライイースト(1.5g)、スキムミルク(4g)、水(90ml)。この材料を正確にはかりで計量し、適切な順番で内釜に入れる。
なお、スキムミルクは牛乳で代用できるが、その場合は水の分量を減らすという高等技術が必要となる。今回の場合は牛乳35mlで代用できるので、水は55mlでいいということになる。
内釜に材料を入れる順番は、バター、上白糖、塩、水、牛乳が一番最初で、その次に強力粉をまんべんなく表面を覆う感じで入れ、最後にドライイーストを水分に触れないように入れる。
材料を入れた内釜を本体にセットし、ボタン操作を行なう。まずメインメニュー。1~7まであり、パン、健康パン、スイーツ、めん生地などが選べるが、ここでは1番の(普通の)パンを選択。次いでサブメニューは、1~5まであり、ソフトパンやフランスパン風が選べるが、とりあえず食パン(1番)を選ぶ。
その後、焼き色と具を入れるタイミングで鳴るブザーのオン/オフ(食パンは具を入れないのでオフ)を選択し、「スタート」ボタンを押せば完了。あとは待つだけとなる。
(次ページに続く、「深夜作業はキビしいかも」)
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