このページの本文へ

携帯キャリアのフラグシップモデル級の性能

人気SIMフリースマホの特徴とスペック全紹介!【高性能機編】

2015年08月02日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

人気No.1のSIMフリースマホ「ZenFone 2」
価格はちょっと高くなったが、コスパは文句なし

 国内で人気のSIMフリースマホと言えば、ASUS「ZenFone」シリーズがまず挙げられる。2015年の新モデルは5.5型フルHD液晶を採用し、インテル製の最新クアッドコアCPUに4GBメモリーを搭載するなど、さらにスペックがアップ。そのぶん価格も上がってしまったが(4GBメモリー/32GBストレージのモデルで5万円弱)、いまだコスパが優れているのは間違いない。

 対応周波数の多さも特徴で、ドコモの3バンドに加え、海外での利用にも適している。ただ、画面サイズが大きくなったぶん、横幅が約77mmと片手利用にはギリギリと言える。

強調されたヘアライン模様。背面にボリュームボタンが設置

 ZenFone 2にはメインメモリーが2GBになったモデルもあり、こちらは3万8664円(32GBストレージ)。昨年モデルの「ZenFone 5」の後継として、「ZenFone 2 Laser」も発表されている。こちらは5型HD液晶、1.2GHzのクアッドコアCPU(Snapdragon 410)、横幅約71.5mmで、価格は3万24円。この2モデルならば、ミドルクラスに入る価格帯だ。

ZenFone 2が上位レンジに移行したこともあり、ミドルレンジ機「ZenFone 2 Laser」が追加された

価格は高価なものの……
最新OSと独特のデザインが魅力の「Nexus 6」

 Nexusブランドの現行モデルが「Nexus 6」。ワイモバイルで契約セットのほか、Google Playから単体での購入も可能だ(ともにSIMフリーでハードウェアに違いはない)。

 32GBモデルで7万5170円と高価であることは否めないが、6型WQHD解像度(1440×2560ドット)の有機EL、2.7GHzクアッドコアのSnapdragon 805、3GBメモリーとスペック自体は今も十分に通用するもの。そしてなにより、Nexusブランド端末の魅力は最新OS環境が使える点。今秋登場のAndroid M(5.5? 6.0?)も、正式版リリースとほぼ同タイミングで利用可能になるはずだ。

 もう1つの魅力がデザイン。Motorola製端末らしい、マッチョな印象がある丸みを帯びたボディーは他社の端末にはないもの。例年どおりであれば、今年後半にも次期Nexus端末のリリースが考えられるため、ますます悩ましいが、この独特の存在感は注目の価値ありだ。

丸みを帯びたボディーに「M」のマークが特徴的。6型モデルというだけあって、Nexus 5との比較ではサイズ差が明白だ

日本投入の6.8型の大型ファブレット「P8max」
スペックも高い

 6.8型というディスプレーサイズが最大の特徴なのが、ファーウェイ「P8max」。ほとんどタブレットと言っても差し支えないサイズだが、狭額縁デザインにより横幅は約93mmと胸ポケットには収まる。

 ファーウェイのフラグシップ機だけあって、そのほかのスペックも非常に高く、オクタコアCPUに3GBメモリー、4360mAhバッテリーなどを搭載する。放熱性を重視した金属製筐体にシャンパンゴールドのカラバリも高級感がある。価格は6万4778円で、8月下旬以降の発売を予定している。

6.8型なのでさすがに大きい。金属筐体が魅力的だ


(次ページでは、「honor6 Plus、Ascend Mate7、iPhoneなどの特徴について」)

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン