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Windows 10で何が変わり、何が新しくなるのか!? 第1回

Windows 10にするとココが変わる! 機能や使い勝手を解説

2015年07月28日 12時00分更新

文● 外村克也

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コントロールパネルを右クリックで開けるように!

チャームがなくなったため、コンパネはスタートメニューを右クリックして開く

チャームがなくなったため、コンパネはスタートメニューを右クリックして開く

 従来はデスクトップ画面から設定チャームを開くことで表示されていた「コントロールパネル」。Windows 10ではチャームがなくなったおかげで、コントロールパネルへの入り口が少なくなった。

 その代わり、システムに関する多くの設定変更項目は「設定」に集約されることになった。Windows 8.1でも、簡易設定ができる画面が用意されていたが、Windows 10では画面の解像度やDPIなど、さらに多くの設定項目を変更できるようになっている。

 ちなみに、コンパネはスタートボタンの右クリックメニューから開ける。「設定」でほとんどのシステム設定をカバーできるため、Windows 10のコントロールパネルは以前より利用頻度が低くなるだろう。

プレゼン中に私的メールの通知が!? そんなことがないように通知を細かく指定可能に!

Windows 10の「設定」→「システム」→「通知と操作」からアプリの通知を細かく指定できる

Windows 10の「設定」→「システム」→「通知と操作」からアプリの通知を細かく指定できる

 Windows 7以前は、バックグラウンドで動作するアプリが新着情報をポップアップで通知するものがあった。アプリごとの設定は可能だが、うっかりプレゼン中にプライベートのメールを受信してしまったり、といった失敗をした方もいるのではないだろうか。

 Windows 8.1では通知を一時的に非表示にすることもできたが、Windows 10ではさらに細かく設定を変えられるようになった。たとえば、PowerPointでスライドを再生中は通知を一切非表示にする、といったことも行なえるようになっている。

メールやカレンダーでiCloudのアカウントが登録できる!

「メール」「カレンダー」などのアプリでは、iCloudのアカウント設定ができるようになっている

「メール」「カレンダー」などのアプリでは、iCloudのアカウント設定ができるようになっている

 Windows 10では「メール」や「カレンダー」などで登録できるインターネットアカウントの種類が変わり、iCloudアカウントを使えるようになった。

 そのかわり、日本では利用者の少ない米Yahoo(Yahoo!Japanではない)などの対応はなくなり、IMAPサーバーを指定する手動設定が必要となっている。

記事掲載当初、Googleアカウントの登録もできるようになった旨の記述がありましたが、GoogleアカウントはWindows 8.1でも対応しておりました。お詫びして訂正いたします(2015年7月31日)

 以上、Windows 10で変わったおもな機能について解説した。次回は、Windows 10から新しく搭載される項目について、じっくりチェックしていきたい。

外村克也(タトラエディット)

MinecraftとPC&スマホとドローンをこよなく愛する福岡県の人。著書は『Windows 10 パーフェクトマニュアル』、『Minecraftを100倍楽しむ徹底攻略ガイド』(ソーテック社刊)など。

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