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快適な動作が確認済みでLEVEL∞ブランドの推奨パソコンでガッツリプレー!

生活要素の奥深さが凄いMMORPG「黒い砂漠」を最高グラフィックでやり込む!

2015年07月30日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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選択できるクラスは8種類、キャラクターメイクの細かさに驚く!

 ゲームをスタートさせてまず選択するのが、「ウォーリア」「レンジャー」「ソーサレス」「ジャイアント」「リトルサマナー」「ヴァルキリー」「ツバキ」「ブレイダー」の8種類のクラス。それぞれ攻撃などのタイプが異なり、楽しみ方も変わってくるので、自分のスタイルに合わせて選択するとよいだろう。

 また、「黒い砂漠」の大きな特徴の1つが、キャラクターメイクの細かさ。髪型、顔、体、音声がカスタマイズ可能で、顔は顔型、肌、顔の形、化粧、目、アイライン、タトゥー、しわ、待機状態表情など種類も豊富に選べる。私はカスタマイズだけで30分くらい使ってしまった。

「ソーサレス」でキャラを作ってみた。キャラクターメイクの豊富さも、黒い砂漠の大きな特徴となっている

オンラインゲームが親切になってる!

 キャラクターも作成し終わり、早速プレーを開始した。最初は、闇の精霊やNPCから受注できる依頼をこなすことで、「黒い砂漠」の基本的な要素が学べる。長いことオンラインゲームから離れていて驚いたのは、しっかりとチュートリアル的なことをやってくれる点だ。

 昔のゲームは始めてすぐ世界に放り投げられて、NPCから話を聞いて学んだり、公式ページを確認したり、ほかのプレーヤーに聞いたりして知識を得ていた。しかし、「黒い砂漠」はNPCと闇の精霊の依頼の2体制で「黒い砂漠」の世界をある程度学べるようになっている。これはかなり親切でありがたい。

「黒い砂漠」のデスクトップアイコンにもなっている闇の精霊

 それでいて、オープンワールドなので、ガンガン依頼を無視して自由に動き回ることも可能だ。とはいえ、最初は何をしていいのかわからないと思うので、やり始めは依頼をこなしていくことをオススメする。

ダイナミックかつシンプルな攻撃システム

攻撃はノンターゲティングシステムを採用

 攻撃は、ノンターゲティングシステムを採用し、ダイナミックでアクション要素が強い戦闘になっているが、キーボード操作とクリックでこなせるシンプルなものになっている。なお、回避も自分で行なうので、慣れてくるとモンスターの攻撃をかわしてあまりダメージを負わずに戦うこともできるようになる。

 また、「黒い砂漠」の面白いポイントとして、敵を倒すことで「知識」が得られるという点がある。知識を得ることでモンスターのHPゲージでライフの残量を確認できるようになるなど、モンスターを倒しやすくなる。

 知識はモンスターとの戦闘以外にも、フィールドマップを歩き回れば詳細なマップが見られるようになったり、入手した知識をNPCに提供すれば今まで買えなかった品物が買えるようになったりする。「黒い砂漠」では、知識を得ることが重要なのだ。マップを自分で巡ることで更新していくシステムは、プレーしていて冒険心をくすぐられた。

出来ることがありすぎて時間が足りない!

釣りなど1つの生活コンテンツもハマってしまうと止まらなくなる!

 通常の依頼やクエストをこなすほかに、生活コンテンツとして、「採集」「加工」「料理」「調教」「錬金」「釣り」「狩猟」「貿易」「栽培」の9種類の要素がある。ほぼリアルな生活と同じで、コンテンツをこなせばこなすほど自分の資金や資源が潤う。また、労働力を雇うことも可能で、自らは別のことをしつつ、並行して生活コンテンツをこなすこともできる。

 「黒い砂漠」はただモンスターを狩ってレベルを上げるだけのゲームではない。ゲームの世界観の中で、しっかりとした暮らしを実現していくのも楽しみの1つになる。日中は仕事をして、家に帰ってもゲーム内でコツコツ生活コンテンツをこなしていると、なんだか1日中働いているなという気分にもなるが、世界観がしっかりファンタジーなので、苦ではないし楽しい。

最初に手に入ったロバ。乗り続けていると、調教レベルが上がり、草原などで野生の馬が捕獲できるようになったりする

 オープンワールドで、資源の調達はフィールドを駆け巡る必要がある。そこで便利なのがマップの自動移動。依頼やクエストの場合は、イベント発生場所まで自動で走ってくれるほか、マップで行きたい場所を選択すればそこまでの道のりをマーキングでき、自動で移動してくれる。依頼と依頼の間の移動を自動でやってくれるので、その間に一息つくことができるのはうれしい。「馬」など乗ることができる動物も用意されているので、早く移動したいときは馬を使用すれば走るよりも早く移動できる。

生活コンテンツそれぞれが奥深い

 正直、採集や釣りなど生活コンテンツを取り入れているオンラインゲームは少なくない。しかし、「黒い砂漠」が大きく違うのは、1つ1つの奥深さ。例えば釣りだと、最初は川や海辺でしかできないが、極めていくといかだや船に乗って釣りに行けるようになったりする。気づいたら釣りしかしてない! というくらい1つ1つのめり込んでいけるのだ。

 まだまだ始めたばかりで未開拓な要素ばかりだが、それでこそやりがいがある。最初はお試しのつもりで始めた「黒い砂漠」だったが、2、3日プレーしているうちに完全にハマってしまった。

(次ページ「クラス、エリア、サーバーなど新要素が多数登場する大型アップデート『朱き都と東方の風』」へ続く)

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