上海で開催中のMWC Shanghaiでは、中国のメーカーやキャリアがメインとなって最新スマホを展示。基本的には中国向けということで、日本で販売する可能性はあまり高くないが、それでも注目の端末がイロイロと展示されていたので紹介していこう。
左右ベゼルレスが印象的なフラグシップ機「nubia Z9」
中国メーカーは大中小の3モデルが基本!?
ZTEのハイエンドモデル「Nubia」シリーズの最新モデルが、「nubia Z9」。左右のベゼル部分が極端に少ないベゼルレスデザインで、背面にガラス素材、フレームはメタルと高級感もバッチリ。ディスプレーは5.2型フルHD(1080×1920ドット)で、CPUはSnapdragon 810を採用していている。
デザインやスペックのほかカメラ機能も強化されており、メインが1600万画素。インカメラも800万画素と高画質。さらに長時間露光など本格的なデジカメと同じ機能が利用できる。
nubia Z9には兄弟モデルとして、5.5型「nubia Z9 Max」、5型『nubia Z9 mini」も発表。ファーウェイの「P8」シリーズでもそうなのだが、同じシリーズで大中小で端末を用意するのが、中国メーカーのトレンドとなっている。
日本でも発売される可能性あり?
ミドルクラスの「Blade D6」もチェック
日本ではgooから「g03」として販売されている「Blade S6」の兄弟モデル「Blade D6」も発表。背面の素材にプラスティックではなく金属を採用して、ミドルレンジながら高級感のあるデザインに仕上がっている。ちなみにZTEが公表したリリース内の販売地域には日本も含まれている。
日本でも好調のhonorシリーズの
最新モデルを発表したファーウェイ
ファーウェイブースでは、日本でも「honor6 Plus」が発売されたhonorシリーズの最新モデル「honor 7」が展示されていた。ディスプレーは5.2型(1080×1920ドット)で、CPUはオクタコアのKirin 935を採用とミドルハイクラスの性能となっている。
ポイントとなるのはカメラ機能で、メインカメラの画素数はなんと2000万画素。さらにレンズ部分はサファイアガラスを採用し強度もアップしている。また同社の「Ascend Mate 7」と同じく、背面には指紋認証センサーを搭載する。
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