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4Uサイズの筐体1台で10Gbps×10のマルチリンク高速ネットワーク暗号化

ジェムアルト、最大100Gbpsの通信暗号化「Safenet CN8000」

2015年07月06日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ジェムアルトは7月3日、4Uサイズの筐体1台で100Gbps相当のマルチリンク高速ネットワーク暗号化を実現する「SafeNet CN8000」を発表した。エンタープライズデータセンターやクラウドサービスプロバイダーなど、大規模データネットワークにおける安全なデータ通信を実現する。

ジェムアルトのマルチリンク高速暗号化製品「SafeNet CN8000」

 SafeNet CN8000は、10Gbps Ethernet×10の処理能力を持つ暗号化製品。他のSafeNet CNシリーズと同様に「超低レイテンシ」「オーバーヘッドほぼゼロ」、そして一度設定するだけでよい「Set and Forget」のシンプル設計、ネットワークリンク間を安全に分離するマルチテナント機能も備える。

 高水準のセキュリティ水準(FIPS 140-2 Level 3、Common Criteria EAL+2)に準拠し、通信はAES 128/256ビットで暗号化される。自動暗号鍵管理機能も有する。

 これにより、企業や政府機関、クラウドサービスプロバイダーなどが、データセンター間やデータセンター内のWAN/LAN通信を、最大のパフォーマンスで保護することが可能になるとしている。

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