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米国政府も採用したSafenet の暗号化装置

日本セーフネット、Ethernet Encryptorの10GbE版を投入

2009年07月31日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月29日、米セーフネットは「Ethernet Encryptor」の10Gbps対応モデルを発表した。Ethernet Encyptorは米国政府も採用する暗号化装置で、10GbEモデルは2009年2月にサンディエゴで開催されたAFCEA(Armed Forces Communications and Electronics Association:軍通信電子機器協会) West 2009で出展されている。

Safenet Ethernet Encyptor

 Ethernet Encryptorは文字通り、IPやアプリケーション層ではなく、レイヤ2レベルで暗号化を行なうのが特徴。10Gbpsの全二重リンクのデータを、AES256ビットのアルゴリズムで高速に暗号化。対向の装置とはX.509証明書を用いたセキュアな鍵交換と認証を実現している。Common CriteliaやFIPSなどのセキュリティ規格に適合しており、政府機関や金融機関で多く採用されているという。

 セキュリティポリシーの定義や管理、監査などは「Sefanet Security Management Center」から一元的に行なえる。

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