デモ機にα7を接続し、TOUGHPAD 4K全画面でフォーカス
また、デモ機に手持ちのα7を接続して確認してみたのだが、プレビューとLightroom(もしくは、Capture One)の両方を同時に確認できるため、撮影の進行を楽にしやすいと感じた。EVFでフォーカスが楽になったとはいえ、EVFの画素はまだ荒いので、TOUGHPAD 4K全画面でのフォーカスはすこぶる楽だった。
専用プレビューアプリケーションにしても全画面/ウィンドウモードの切り替えがやりやすく、ロケの相棒として気になる人は多いハズだ。
Lightroomでの現像速度は、似たスペックのノートPCと大差ナシ。Lightroom CCにバージョンアップされてから、色温度の変更だけ妙に重くなっている印象はあるが、TOUGHPAD 4Kの場合はもたつきはなかった。そのため、プリセットを適用しながらのテザー撮影には耐えるものと思われる。
製品版が楽しみな「TOUGHPAD 4K」新機種
法人向けであり、汎用性を確保しつつ、ジャンルを問わず対応していくといった勢いが見えるTOUGHPAD 4K。タッチ&トライの時間はそれほど長くなかったので、とりあえずクリエイティヴ方面からチェックしてみた。
スペックについては余裕で足りないことが残念だが、HDMI 2.0入力のおかげで、ロケやスタジオワークについては、作業効率が大きく上昇しそうな期待がある。
また、1台でプレビューとテザー撮影結果を並列表示できるのは大きな武器だといえる(この点は改めて時間をとって確認し直したい)。「スタジオに、デスクトップPCやゴツいノートPCを持ち込まなくてもOK。そのままデスクトップがなくても作業ができる」が理想だが、それは次世代モデルに期待だろうか。
ともあれ、発売は8月25日である。その前後にまた詳細なレポートがお送りできればと思う。