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持ち運べる4Kディスプレーとして映像制作分野に訴求

世界初、HDMI 2.0/4K60p入力対応のTOUGHPAD 4K

2015年06月23日 15時09分更新

文● 小林/ASCII.jp

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4K入力を備えて、動画や写真制作現場への導入を促す

 パナソニックは6月23日、“TOUGHPAD 4K”シリーズの新製品「FZ-Y1」2モデルを発表した。20型の4K液晶パネルを採用した大画面タブレット。価格はオープンプライス。予想実売は「FZ-Y1CH」が約36万円(税別)、「FZ-Y1CA」が33万円(税別)。8月25日に発売する。なお、既存の「UT-MA6」はCAD向けの高性能GPU搭載モデルとして継続販売する。

TOUGHPAD 4Kシリーズのラインアップ。堅牢性に関してはレッツノート並みの76cmから動作時底面落下、30cmからの非動作時26方向落下などの頑丈試験を実施。

 上位機種(FZ-Y1CH)は、この製品カテゴリーでは、世界初のHDMI 2.0入力端子を搭載。4K60p入力や著作権保護機能に対応しており、4Kビデオカメラで再生した画像をデスクトップ上に表示できる(Windowsの起動が必要)。またクロマフォーマット4:4:4/8bitにも対応しており、映像制作の現場などでも効果的に活用できるとしている。合わせてMini DisplayPort出力も装備。より大画面のディスプレーなどへの出力も可能だ。

有線LANやフルサイズUSBといった充実した端子にHDMI入力も加わった。

 パナソニックでは、TOUGHPAD 4Kを2013年の秋に市場投入。タッチ操作を生かし、顧客とインタラクティブに会話しながら操作する銀行窓口業務や、ほぼA3見開きと同じサイズである特徴を生かし、紙の図面の置き換えを狙ったモバイルCAD向けに納入。さらに手元で複雑なExcelシートなども参照できる高解像度を生かした役員会議システムとして自社でも導入を進めている。

会議などを想定した使用例。高解像度パネルであるため、Excelシートなども閲覧しやすく、ペンでメモを取るといったことも可能だ。

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