BIGLOBEは「ベーシック」を含む全プランで218円引き!
でも店頭パッケージは割引対象外
「BIGLOBE LTE・3GデータSIM」はBIGLOBEの全プランで割引が有効で、BIGLOBEのサービスを使っていれば月額218円が割引となる。メールアドレスだけを維持する目的でも使われる月額216円の「ベーシック」コースであれば、その分がそのまま安くなる計算だ。
BIGLOBEの場合は、218円分は基本料金として考えたほうがわかりやすい。格安SIMのサービスの場合は、以前は税抜きで200円引いた金額を表示しているところもあったほどで、他のサービスと一緒に利用する場合は基本料金が不要になるということだ。
割引を適用するためには既存のBIGLOBEのIDに紐付けて格安SIMを利用する必要があるが、その場合のSIMの利用はBIGLOBEに直接申し込む方法のみ。
家電店で特価販売されているSIMパッケージを使うことはできず、BIGLOBE直接申し込みとなり、最初に3240円が必ずかかる。そのため、古くからのBIGLOBEユーザーでメールアドレス維持に月額216円払っているユーザーが月額費用を抑えて格安SIMを使いたい場合は、初期費用を安くすることができない。
家電店で割引販売されているSIMパッケージを購入してしまった場合は、BIGLOBEに既存のIDがあったとしてもまったくの別契約となり、月間3GBの高速通信のプランであれば、新規IDを取得した場合と同じ税込みで972円と、セットでお得というメリットはなくなるので注意したい。
「IIJmio」は期間限定ながらプロバイダ側とSIM側で
合計810円以上割引に!
格安SIMの中でも格安リーダー的存在の「IIJmio」は、プロバイダー側で大きく値引きをしている。光ファイバーの固定回線側で648円、格安SIM側で1回線あたり162円値引きする。ただし格安SIM側は24ヵ月間の期間限定割引で、回線数は最大5回線まで。
対象となる光サービスは「IIJmioひかり」で、NTT東西の光ファイバーとプロバイダーのIIJmioがセットになったサービス。今年からはじまった光回線の卸売で「光コラボレーションモデル」などと呼ばれているものだ。
このサービスとセットにすることで、格安SIMを1回線利用していれば合計で月額810円割り引かれ、2年間はわずか162円で月間3GBまでの高速通信容量のある格安SIMが使えることになる。
セット先がないならもっと安いところも検討
以上をまとめたのが上の表になる。このほかにも、セットで割引のサービスはある。3Mbpsの速度ながら無制限プランのある「ぷらら」も、ぷららの光ファイバーによる接続サービスを利用していれば月額216円引きとなる。
さらに、今後もプロバイダーとのセット割引が登場するとみられ、うまく囲い込まれることで、月々の費用を抑えることができるだろう。
一方、プロバイダーセットのない格安SIMではさらに低い料金のところもある。例えば「業界最安値」を宣言をしている「DMM mobile」では、他社が3GBの高速通信が月額972円とほぼ横並びしているところを、3GBで918円。わずか54円の差となるが、セットにして安くできるロバイダーと契約していないのなら、最初から少しでも安い格安SIMを選ぶ方法もあるだろう。
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