「XPS 13」「13インチ MacBook Air」は
インターフェースの豊富さが魅力
では、インターフェースを比べてみよう。
「XPS 13」「XPS 13 QHD+モデル」「13インチ MacBook Air」は、USB 3.0端子×2、SD/SDXC/SDHC対応カードスロットを備えており、外付け周辺機器の接続などで苦労することはないはず。また、「XPS 13」「XPS 13 QHD+モデル」がmini DisplayPort端子、「13インチ MacBook Air」はThunderbolt 2端子を採用しており、外付けの液晶ディスプレーにもサクッとつなげられる。
外付け機器でいうと、「XPS 13」「XPS 13 QHD+モデル」には外付けの拡張アダプター「Dell Adapter - USB 3.0 - HDMI/VGA/Ethernet/USB 2.0」(DA100)と、外付けバッテリーパック「Dell 電源コンパニオン PW7015M」が用意されている。「Dell Adapter - USB 3.0 - HDMI/VGA/Ethernet/USB 2.0」(DA100)が直販価格9148円(税別)、「Dell 電源コンパニオン PW7015M」は1万3407円(税別)だ。
「Dell 電源コンパニオン PW7015M」は、PCに直接装着するものではなく、独立したモバイル型で電池容量12000mAhとなっている。USB端子(タイプA、5V/2.1A)が2基搭載されており、「XPS 13」「XPS 13 QHD+モデル」と同時にスマホやタブレットなども充電できる。フル充電状態の「Dell 電源コンパニオン PW7015M」は、「XPS 13」のバッテリー駆動時間を合計で最大22時間(最大15時間+最大7時間)まで延長できるので、コンセントが利用できない場所で重宝しそうだ。重量も293gと、持ち運びにも困らないだろう。そもそもモバイルPCに給電できるモバイルバッテリーはなかなかないので、まずは購入しておき、カバンに放り込んでおくのも手だ。
意外と便利なのが、「Dell Adapter - USB 3.0 - HDMI/VGA/Ethernet/USB 2.0」(DA100)。自分の席ではこのDA100にすべての周辺機器をつないでおき、会議や打ち合わせの際には「XPS 13」「XPS 13 QHD+モデル」からDA100だけを外せば、サクッと移動できる。いわば“屋内モバイル”の強い味方なのだ。アナログRGB端子とHDMI端子を搭載しているので、古いタイプのプロジェクターでプレゼンを行う際にも有用だ。
「MacBook」は、インターフェースがUSB 3.1 Type-C端子(電源ポート兼用)のみとなっている。「MacBook」単体では、これまで使っていた外付けの周辺機器だけでなく、iPhone・iPadなどスマホ・タブレットもつなげられない点に注意だ。
例えば、USBメモリーやSDカードを使ってビジネス用の資料をやり取りする機会などがある方なら、アップル純正のアダプター「USB-C - USBアダプタ」(価格2200円/税別)と、カードリーダーが別途必要になる。iPhone/iPadなどスマホ・タブレットと接続したい場合もこれらアダプターが必須だ。