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時刻表は旅のバイブルだ!

楽しい時刻表がデジタル化したらチョー楽しくなる!

2015年07月01日 11時00分更新

文● 杉山淳一 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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 鉄道好き、旅好き、時刻表好きにとって、時刻表は妄想の旅へと誘うチョー楽しい魅惑のツールである。眺めているだけで、いくらでも旅のプランが組み上がる魔法の書とも言える。そんな時刻表といえば、交通新聞社の月刊誌「JR時刻表」が毎月下旬になると書店で山積み、駅の窓口にも置いてあるので馴染み深い。

 5月28日、膨大な列車データをまとめたJR時刻表がデジタル化し、タブレット向けアプリ「デジタル JR時刻表」としてサービスを開始した。

 これは時刻表好きの積年の願いだった! 路線図の駅から路線名をタップすれば見たい路線の時刻表へジャンプできる。時刻表から時刻をタップすれば、各方面の乗り換え列車の候補を表示してくれる。分厚い時刻表を付箋だらけにしなくていいのだ。

 そしてなによりも、JR時刻表がNexus 7なら340g、iPad mini 3のWi-Fiモデルなら331gと重量半分以下のタブレットに収まり、画面に次々と見たいページを呼び出せる。しかも、東京近郊の通勤電車をすべて収録した月刊「MY LINE 東京時刻表」の時刻表データも収録されている。

 でも一方で「電車の時刻を調べるなら、乗り換え検索アプリで充分じゃない?」という外野の声も聞こえる。いやいや違うのだ、乗り換え検索アプリは目的地にどれだけ速く、安く、少ない乗り換え回数で行くかを調べるには優れている。

 乗り換え検索アプリはたしかに便利だけど、鉄道好き・旅好きにとって、旅は駅という点を結ぶ移動ではなく、路線という線を移動するその過程が楽しいからだ。時刻表がいまでも何万部も売れている理由は、時刻表そのものが旅のバイブルだからだ!

 だけど、そんな時刻表ファンにも困っていることがあった。それは……

時刻表、困ったあるある

デカイ、重い
 月刊誌JR時刻表はB5版、約1100ページ。重さは第三種郵便物の限界で約1kg。JRと第3セクターの全列車を収録するから仕方ない。小型時刻表も販売されているけれど、小型化の代償としてローカル線の小さな駅や、地方のバス路線などが省略されてしまう。

いつのまにか折り目や付箋だらけ
 旅のルートを検討するとき、同じ路線を何度も参照する。乗り換えのルートを変えたり、時間帯が変わると、同時に参照したいページは増える。何度もさくいん地図を見なくてもいいように、ページに折り目を付けたり、付箋紙を付けたりする。それも増えすぎると、結局目印がわからなくなる。

文字が小さい
 膨大な情報量だから、小さな文字で詰め込んでいる。若い頃は良かったんだけど、そろそろ老眼が……。

編成表、座席表が省略されている
 巻末のページに、主要列車の編成表や座席表が掲載されているけれど、すべてが掲載されていない。海の見える指定席にしたい、と思っても、乗りたい列車の情報がない。


 こうした悩みを、デジタル技術で解決したのがデジタル JR時刻表だ。これは電子ガジェット的にもおもしろいんじゃないの? というわけで、ASCII.jp編集部で旅行好きのパンダちゃん、鉄分多めなASCII.jpスマホ班のドロイドさん、時刻表ヲタな鉄道ライター、私・杉山が体験した。


(次ページ「お目当ての列車だけを絞り込めるから、検索がはかどる」へ続く)

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