90万円から設置できるショーケース型水耕栽培キット
太陽や土がなくても室内で野菜が作れる時代に!
室内における野菜工場、その名も「やさいコバコ」。千葉県柏市の建設用設備器材メーカー、三協フロンテアの製品です。トランクルームやユニットハウスなどで知られています。最近では震災復興の仮設住宅で有名かもしれません。
電気と水を用意しておけば(それと植物の種子や苗)、光、温度、湿度を自動調整してくれるというもの。一度に48株の栽培ができるそうです。
野菜工場とカフェとどう関係があるのかと言えば「観葉植物として置いて機能する上に、そのまま食べられる」ということだそうです。これを「店産店消栽培システム」と銘打っているあたり、このメーカーの人もやりますな。虫が来ないので農薬もいらないという利点はありますが、単純に野菜として収穫すると割高になるはずなので。
これは屋外設置タイプで、ドアも付いていて、中は空調が効いています。
どうやっても食材がおいしくなるはずの低温スチーム蒸気鍋
油を使わないのでヘルシー、後片付けも簡単というので、主婦に人気のノンフライヤーのような熱風調理器ですが、調理器としての美点は「低温調理」が可能なところにあります。肉ならタンパク質の変性温度近辺で熱すると、得も言われぬうまさに。野菜や果物も低温調理を施すと、甘くなってやたらおいしいわけです。
それを「蒸し」でやったらどうなるかというのが、元早稲田大学客員教授の平山 一政さんが提唱する「低温スチーミング調理」と、その調理器具。これはもう経験的に言って、どうやったっておいしくなりそうです。
株式会社アントレックスのブースに展示してあったものは、鍋と電熱器のセットで、設定温度が50度から90度まで、1度単位で可能。タイマーは最長12時間まで。あとはお値段との相談。
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