大画面でもWindows Phoneは片手で操作できる
米マイクロソフトがWindows 10 Mobileの最新ビルド「10136」を公開した。会話型アシスタント「Cortana」が「最終的なデザインに非常に近い形」となり、写真アプリにも改良が加えられている。
また、片手で操作できる機能を実装している。スタートボタンを長押しすると、画面が下にスライドし、指の届かない画面上部のアイコンにタッチできるようになるという。何も表示されていない黒い画面部をタップ、再度スタートボタンを長押し、あるいは数秒待つと通常の画面に戻るとのこと。
マイクロソフトブログでは、「5インチ以上のスクリーンを備えたデバイスを持っているなら、片手での操作が簡単になる」としている。主流となりつつある大画面スマホに、UIの改良で対応した形だ。
現在、国内のWindows Phoneはマウスコンピューターの「MADOSMA」のみ。OSはWindows 8.1 Updateを搭載している。発売にさきがけて開催された説明会では、Windows 10 Mobile搭載の新製品を企画中とアナウンスがあった(関連記事)。
新製品の中には5~7型のファブレットも含まれているらしく、今回実装された片手操作機能が使えることを期待したい。
Windows 10対応のゲームコントローラー登場
世界最大級のゲーム業界向けイベント「E3 2015」で、Xbox OneおよびWindows 10対応のゲームコントローラー「Xbox Elite Wireless Controller」が登場した。Xbox One用コントローラーのハイエンドモデルにあたる。
パッドは取り外しが可能で、スティック型は高さが異なり、デジタルパッドは十字とステンレスのものが用意されている。キーはアプリで管理でき、スティックの感度やボタンの割り当てができる。また、背面にはパドルを装着できる4つのスロットが付いており、パドルにもキーの割り当てが可能だ。
価格は149.99ドルで、発売時期は10月予定。日本での発売は未定となっている。
また、同じくE3 2015で現実世界に3Dオブジェクトを表示できるゴーグル型のAR(拡張現実)デバイス「HoloLens」が「マインクラフト」に対応することがわかった。
Windows 10対応PCが各メーカーから続々と
今週新たに東芝、マウスコンピューター、ユニットコム、パナソニックがWindows 10対応状況を公開した。これで日本ヒューレット・パッカードやNECパーソナルコンピュータなどを含め、8メーカーが対応状況について明らかになった。
メーカーによってサポートの仕方が違うので、詳細は各メーカーのウェブサイトを参照してほしい。
6月第3週に明らかとなったWindows 10関連情報
・あなたのPCはWindows 10対応? 各メーカー対応状況まとめ
・レッツノートのWindows 10対応状況をパナソニックが公開
・マイクロソフトの「Cortana」がAndroidにも! 7月からベータ版を提供開始
・パソコン工房でWindows 10の対応機種を公開、対応機種にアイコンを表示
・これが未来だ! マイクロソフトのAR端末「HoloLens」がマインクラフト対応
・マウスがWindows 10アップグレード対象を発表、まずはデスクトップ6機種から
・東芝がWindows 10サポート対応予定機種一覧を公開
そのほか、これまでの関連情報やTipsなどは次ページを参照してほしい。