COMPUTEX TAIPEI 2015で発表されたインテル製のサーバー向けCPU「Xeon E3-1285v4」の販売がスタートした。デスクトップ向けのBroadwellとしても初登場となる。
「Xeon E3-1285v4」は、サーバー向けXeonシリーズの新製品。主なスペックは、4コア8スレット、動作クロック3.50GHz(TB時3.80GHz)。
GPU機能には、Broadwell/GT3eベースの内蔵GPUとなる「Iris Pro Graphics P6300」を採用。6MBのL3キャッシュに加え128MBのeDRAMを搭載しており、内蔵GPUによるコンピューティング処理や、高解像度動画トランスコード、リモートワークステーションのようなグラフィックス性能を重視した処理に最適化されている。なお、GPUのクロックは300MHz(最大1150GHz)。
そのほか、メモリーはDDR3/DDR3L 1333/1600/1866MHz(最大32GB)まで対応。TDPは95Wに設定されている。対応ソケットはLGA 1150で、ASRock製9シリーズマザーボードでは正式対応がうたわれている。
販売されているのはCPUクーラーとのセット販売が条件となるバルク版。BUY MORE秋葉原本店では、価格7万6380円となっている。