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メーカー初参入にして、国内唯一のWindows Phone

Windows Phone初心者のためのMADOSMA講座

文●ASCII.jp

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外観は非常にシンプル、陶器のような白くツヤのあるカラー

 本体の薄さは約8.4mm。画面サイズは約5型となっている。解像度は1280×720ドットと高くはないが、IPS方式で発色はいい。縦横は70.4×142.8mmでサイズ感的には主流のスマホと大体同じぐらいだろう。

裏面を見る。こちらもWindowsおよびMADOSMAのロゴだけのシンプルな形。Windows Phoneであることをシンプルに伝えている。

カメラは背面800万画素。インカメラ200万画素。たぶん不足はないと思う。

5.5型のiPhone 6 Plusとサイズ感を比べてみた。画面は若干小さいが薄さはそんなに変わらない。iPhoneはカバーつきで使う人が多いと思うので、スペック値は別として、実用的な携帯性に大きな差はないだろう

 本体にはふたやスロットの類はない。内部にアクセスする際には、背面カバーを丸ごとはずす。背面左下のコーナー付近に指をかけるスペースがあり、軽く力を入れてガバっとはずす。

本体カバーはコーナーにある指がかりに指先をはさむと簡単に外れる。

はずすとこんな感じ

 SIMカードは、一般的なマイクロSIMのタイプ。SIMフリー端末となっており、キャリア契約しなくても、各社の格安SIMカードを購入するだけで簡単に使いはじめられる。1.5GHz帯のバンド21には対応しないが、メインバンドの2100MHz帯(バンド1)、山間部や郊外で使われているFOMAプラスの800MHz帯(バンド19)、東名阪エリア中心で高速通信に対応した1.7GHz帯(バンド3)の3種類に対応している。

上部にSIMカードスロットやmicroSDカードスロットが用意されている。

下部の大半はバッテリーが占める。写真に写っている四角い部品はスピーカーだろう。

 MADOSMAは、しばらく国内投入がなかったWindows Phoneの久々の新製品となる。ある意味、唯一無二の存在であるから、Windows Phoneってどんなものか知りたいという人にとっては最適の端末。SIMフリー端末で、格安SIMサービスと組み合わせて、二年縛りなどに頭を悩ますことなく気軽に持てるので、ちょっと興味があるというレベルの人にとっても比較的買いやすいだろう。

 本文内でも書いたが、Officeなどマイクロソフト関連のサービスとの親和性は高いと想像できるので、プライベートとビジネスといったかたちで、シチュエーションによって使い分けることもできるだろう。

 マウスコンピューターでは、Windows 10 Mobileへの対応も積極的に進めていくと表明しているので、最新OSにいち早く触れたいという人にとっても注目度の高い製品になりそうだ。

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