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グローバルな基盤提供で、経営改革目指す国内企業、日系企業の海外展開を支援

アビーム「ABeam Cloud」、NTT Comと協業で基盤クラウド拡充

2015年05月25日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 アビームコンサルティングとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は5月21日、アビームによる企業向けSaaS提供のための協業を発表した。「ABeam Cloud」の基盤として、NTT Comの「Bizホスティング Enterprise Cloud(BHEC)」が活用可能になった。

 アビームでは、これまでに培ったコンサルティングサービスと豊富な業種・業務アプリケーションを組み合わせ、SaaS型でABeam Cloudを提供している。

アビームコンサルティング「ABeam Cloud」の概要

 今回の協業により、ABeam Cloudの提供基盤として、世界13カ国/地域16拠点(2015年度予定を含む)の基盤を持ち、196カ国/地域をカバーするネットワークと直結したNTT ComのBHECが活用可能になった。

 両社では「一層の経営改革を目指す国内企業や、日系企業の更なる海外展開を支援する目的で、本協業を合意した」と述べ、ガバナンス強化やグループ全体最適での業務効率向上などを目的とした、海外拠点を含めた経営管理の高度化にたいする需要にも柔軟に対応できる体制を確立するとしている。

 なおABeam Cloudで利用可能なクラウド基盤としては、ほかにAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、IIJ GIOもラインアップされている。

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