ここが変わったWindows 10 第40回
PCや大画面タブレットでの利用は有料!?
モバイル端末向けの「Office for Windows 10」は無料!
2015年05月18日 09時00分更新
3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。
Windows 10向けの「Office for Windows 10」もプレビュー版が公開されている。「Office for Windows 10」はタブレットやスマホでの操作も視野に入れているのが特徴。デスクトップアプリとしても利用できる。これとは別に、従来のOfficeの流れをくんだ「Office 2016」も登場する予定だ。
プレビュー版が公開されているのは、WordとExcel、PowerPoint、OneNoteの4アプリ。Windowsストアからダウンロードできる。Outlookはこれから登場する予定。機能は有料のOfficeよりも少ないとはいえ、基本的な作業は可能。例えば、「Word Preview」なら、各種文字装飾や画像や表の挿入、脚注、校閲まで行える。従来のストアアプリのように横スクロールでページを前後できる「閲覧」機能も搭載されている。
ビューワーではなく、新規作成や編集が行えるオフィスアプリが無料で公開されるのは、ユーザーとしては非常に嬉しいところだ。とはいえ、無料と明言されているのはモバイル端末向けのみ。PCや大画面タブレットでの利用は有料になると思われる。
最初に簡単なアプリの紹介があり、右にスライドしていくと、使用を開始できる
Wordの作業画面。OneDrive内のファイルを読み込むことができる。メニューやボタン類が大きく、タッチでも操作しやすい
Excelの作業画面。グラフや関数も問題なく利用できる。ただし、マクロは非対応
PowerPointの作業画面。「SmartArt」を利用できるのが大助かり
この連載の記事
-
第83回
PC
Windows 10は「ゲストアカウント」が存在しない!? -
第82回
PC
Windows 10にBootCampが正式対応した -
第81回
PC
Windows 10、新「ビルド10525」がリリースされた! -
第80回
PC
Windows 10の強制アップデートを延期する・無効にする -
第79回
PC
Windows 10、早速強制アップデートの弊害が起きる -
第78回
PC
もうパワポは不要!? Windows 10も対応、無料アプリ「Sway」 -
第77回
PC
Windows 10で設定画面を「ブラック配色」にする方法 -
第76回
PC
Windows 10でも「ゴッドモード」が用意されていた! -
第75回
PC
Windows 10を「予約したユーザー」のためのアップグレード方法 -
第74回
PC
Windows 10へアップグレード前に回復ドライブを作成する方法 -
第73回
PC
Windows 10を手動でアップデートするテク - この連載の一覧へ