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ここが変わったWindows 10 第32回

デスクトップが様変わり

Windows 10 TP、最新ビルド10061が登場

2015年04月29日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

Surface Pro3でビルド10049から10061にアップデートしようとすると、高温表示が出てダウンしてしまう。この症状は購入してから初めて起きた。 ※本記事内の画像はすべてBuild 10061です

 4月23日にWindows 10 TPの最新ビルド10061が公開された。

 早速手持ちの環境すべてでアップデートしたのだが、Surface Pro 3がアップデート中に高温になり過ぎて何度もダウンしてしまった。暖かくなってきたとはいえ、相当負荷のかかる作業のようだ。休み休みアップデートすると、デスクトップが様変わりしていた。

 まず、ごみ箱アイコンがリッチな表示になった。以前は、バグなのかな? と思うくらいシンプルなデザインだったが、ちょっと凝ったデザインになった。とは言え、それでもWindows 8.1のごみ箱の方がましなのだが。またタスクバーが黒っぽくなっているのも目を引く。カスタマイズできるとはいえ、こちらの方がいい感じ。スタートメニューも横に広くなったうえ、電源ボタンの位置が左下に移動した。使いやすくはなったが、ボタン名がPowerの直訳である「仕事率」になっているのは笑ってしまう。

 Windows 10の標準ブラウザとして搭載される「Spartan」のアイコンがタスクバーから排除されたのも面白い。本来はIEのアイコンを外すべきなのだが、Spartanの完成度が低いので一度引っ込めたのだろう。なる早のブラッシュアップを期待したいところだ。もちろん、スタートメニューからはアクセスできるので、Spartanを使う人は従来のようにタスクバーにピン留めしよう。

 タブレットモードをオンにするとUIが変わるようになった。タスクトレイのアイコン類が余裕をもって配置され、タスクバーにピン止めされているアプリも非表示になる。


スタートメニューのレイアウトやごみ箱のデザインが変更された


タスクバーからSpartanのアイコンがなくなった。元に戻すなら、スタートメニューの「すべてのアプリ」からSpartanを表示して、右クリックメニューからピン留めする


「タブレットモード」にするとアイコンが大きく表示されたり、ピン留めアプリが非表示になる


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