囲碁将棋ブースに協賛出展、デジノスタブレットも!
そもそも、niconico関係のイベントでGALLERIAシリーズが採用されたのは今回が初めてではない。プロ棋士と将棋ソフトの対戦として毎回大きな話題を集める「将棋電王戦」では第二回から採用されており、今年初頭に行われたゲーム実況・大会イベント「闘会議2015」の際は、ステージ配信とゲームに使用されたほぼすべてのPCがGALLERIAシリーズだった。ゲームだけでも50台以上のPCが導入されていたこと、継続して採用し続けられていることが、イベントでの採用実績が豊富なGALLERIAの信頼性の高さを物語っていると言えるだろう。
niconicoの関連イベントを全面的にサポートしてきたサードウェーブデジノスだが、今回は初めて協賛ブースを展開。これまで将棋電王戦をバックアップしてきた経緯から「超囲碁・将棋」ブースに協賛し、機材協力を行っている。
ブースのステージ裏を取材させていただくと、そこにはデスクトップタイプのGALLERIAが。ステージ配信用PCのほか、ステージイベントで将棋ソフトを使用するためのよりハイスペックなモデルが設置されていた。将棋の対局はあらかじめ持ち時間が決められているため、ソフトの強さは思考時間の速さにも大きく左右される。処理能力が高くなければ、たとえ優れた思考ルーチンでも十分に生かしきることができないのだ。将棋電王戦の本戦でも使用されてきたGALLERIAは、そうした問題を十分クリアするだけの力を持っている。
また、今回は初めてタブレットの機材協力を実施しているのも特徴。来場者が挑戦できるユーザー参加型企画として、初代電王で電王戦FINALにも出場した将棋ソフト「ponanza」と対局できるスペースが用意されていた。サードウェーブデジノスが販売するタブレットでponanzaと戦い、勝てば賞品としてタブレットが貰えるというもの。デスクトップPCと比較して処理能力が低いタブレットのため、計算能力は落ちるが、有名ソフトと戦えるということで2日間合わせて500名が挑戦、約1時間の待機列ができるなど、おおいに人気を集めていた。
ステージは人気棋士や有名人の対局で盛り上がったが、最終イベントは将棋棋士、囲碁棋士総勢11名が集まってのパーティーゲーム「人狼」対決という、ニコニコ超会議らしいユニークな催しも。ゲーム進行はアプリで管理され、ここでもデジノスタブレットが利用されていた。
