ここが変わったWindows 10 第19回
同じカテゴリーの設定を網羅するのはありがたいがやや難あり
Windows 10、アカウント管理画面からいろいろな設定が可能になった
2015年03月30日 09時00分更新
3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。
Windows 10では「設定」の「アカウント」で設定できる項目が増えた。アカウントの承認やアイコン画像の変更、サインイン方法といった設定はすべて継承されている。それに加えて、「設定の同期」と「職場」という項目が追加された。
「設定の同期」では、マイクロソフトアカウントを利用して、Windowsの設定を他の端末と同期する設定を行う。以前はOneDriveの設定画面からアクセスしていた項目だが、Windows 10ではアカウントの管理画面から設定できるようになった。
同時に、以前10種類あった項目も6種類にまとめられている。例えば、アプリの同期では「インストールしたアプリの一覧」と「アプリ内の自分の設定と購入したもの」の2種類があったのだが、アカウント設定画面からは「アプリ」だけになっている。
「お使いのアカウント」画面からはコントロールパネルの「ユーザーアカウントとファミリーセーフティ」が開けるようになった。同じカテゴリーの設定を網羅するのはありがたいのだが、そもそも集約した設定画面を「設定」と「コントロールパネル」に分けているのが使いにくいポイント。どちらかでしか設定できない項目があるのは煩雑なので、まとめて欲しいところだ。
「アプリとWEBサイトのアカウント」の「管理」を選ぶと、マイクロソフトのウェブページでアカウントの詳細を確認できる
「その他のユーザーアカウントの設定」を選ぶと、コントロールパネルの設定画面が開く
「パスワードのポリシー」の名称が「サインインポリシー」と変更された
「設定の同期」では、テーマやアプリ、Webブラウザーの設定などを同期するかどうかを選択できる

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