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ここが変わったWindows 10 第17回

現在位置表示や地図の傾け、北を上に戻すボタンが追加

Windows 10は、「地図」アプリが新しくなった

2015年03月25日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

 ストアアプリが全画面表示だけでなく、ウィンドウ表示も可能になったため、「地図」アプリも改善されている。アプリメニューがなくなり、画面左にツールバーが表示されるようになったのだ。検索フォームも画面右上から左上に変更され、航空写真と地図の切り替えや拡大縮小ボタンのほかに、現在位置表示や地図の傾け、北を上に戻すボタンが追加されている。

 「傾ける」ボタンをタップすると、地図を斜めから俯瞰したようなモードになる。また、画面を2本指でタップして回転させることが可能になった。その際北を上にして再表示する際に、コンパスアイコンのボタンが用意されているのだ。

 細かい部分もブラッシュアップされている。施設名などで検索するとGoogleプレイスの情報が表示されるが、その電話番号にリンクが有効になっており、直接Skypeなどを起動できる。現場付近の航空写真がサムネイル表示されているのも親切だ。その他のメニューも洗練され、使いやすくなっている。マップデータは従来と同様、ゼンリンの提供となる。

 また、地図データをダウンロードし、オフラインでも利用できる機能が搭載された。電波の届かないところで地図を利用できるので便利なのだが、残念ながらまだ日本の地図は利用できない。


Windows 8.1

Windows 10TP

Googleプレイスの情報が右側から左側に表示されるようになった


Windows 8.1

Windows 10TP

ナビゲーション機能には大きな変更点はない。とは言え、同じ2点間でルート検索したところ、違う道順になっていた


俯瞰表示にして画面を回転させたところ。斜めにしたままスクロールしたり、拡大縮小することもできる


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