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持ち運ぶにはぴったり、低音はもっと出てもいいかも

重さわずか160g、サーモス真空スピーカーの音はかなり珍しい

2015年03月07日 12時00分更新

文● 四本淑三、撮影●篠原孝志(パシャ)

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携帯に有利なサイズと重さ

 VECLOSはモノラルの「SSA-40M」と、ステレオモデルの「SSA-40S」があります。いずれも搭載するスピーカーは40mm口径のフルレンジユニット一発で、パッシブラジエーターのような低域増強用のユニットはありません。

 設置方法はかなり工夫されていて、底面にある折りたたみ式のリトラクタブル・スタンドを起こすと、斜め上向きに設置できます。底面には要所に防振ゴムが貼られており、しっかりした作りで安定性は高いです。

ステレオモデルはミニプラグで左スピーカーと接続するセパレートスタイル。接続しなければ右スピーカー単体でモノラル再生が可能です

ステレオモデルの右スピーカーにはAUX入力端子のほかに、左スピーカーの出力端子「SP_OUT」が付いています

リトラクタブル・スタンドの構造。折りたたみ時にもガタつかないように工夫されています

リトラクタブル・スタンドを畳むと直立状態に。この状態でも再生できます

 電源は内蔵のリチウムイオンバッテリーで、microUSB経由で充電します。充電時間は約3時間、駆動時間はモノラル再生で約10時間、ステレオで約6時間。最大出力はモノラルで3W、ステレオで2.7W+2.7Wというのがメーカー公表値です。

 重さはモノラルモデルが約160g、ステレオモデルはペアで約300gと発表されていますが、ステレオモデルの右スピーカーを実測したところ158gでした。Bluetoothスピーカーは軽い製品でも200g台ですから、これはかなりの軽量です。

 サイズはおよそ幅52×奥行き61×高さ94mmで、コーヒーカップ程度の大きさです。この軽さと合わせて携帯して使ってくれということで、キャリングポーチも付属します。

 通信規格はBluetooth 3.0+EDRで、音声コーデックはSBC。ペアリング履歴は4台まで記憶します。

モノラルモデル、およびステレオモデルの右スピーカーには、充電用microUSB端子があり、充電用のUSBケーブルも付属します

(次ページでは、「ステンレスボトルの効果を実感」)

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