独自のフローティング構造を採用する
JVCケンウッド「SU-AX7」
JVCケンウッド初のポタアンである「SU-AX7」(実売価格3万9000円前後)は、DACに旭化成の32bit DAC「AK4390」を採用。最大192kHz/24bitのハイレゾ再生に対応する。
フロントのUSB A端子はiOSデバイスと、micro B端子はPCとの接続が想定されており、PCとUSB接続した場合には楽曲を再生しつつ充電することができる。
しかし、micro B端子からの電源供給に対応したために、スマートフォンを利用したハイレゾ再生には原則対応しない。実際に試したところ、カメラコネクションキットを利用したiOSデバイスからオーディオ信号は入力できなかった(Lightningケーブルによる非ハイレゾ音源の入力はサポートされている)。
スマホからのハイレゾ出力は不可
ただしGALAXYはCDクオリティーながらキレのいい音
その電源供給が影響しているのかどうかは不明だが、他のポタアンとは接続できていたXperia Z3とARROWS NXも出力できなかった。
とはいえ、GALAXY Note EdgeとGALAY S5 Activeとは接続に成功。CDクオリティーながらキレのいい音を聴かせてくれた。
制振性を高めるフローティング構造やアップサンプリング機能の「New K2テクノロジ」など音質へのこだわりを随所に見せるポタアンであり、PCなど他の機器との組み合わせを中心に検討するといいだろう。
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