NECパーソナルコンピュータは10月15日、個人向けノートPCのLavieシリーズ、デスクトップのVALUESTARシリーズ、タブレットのLavie Tabシリーズの2014年秋冬モデルを発表した。
始めに同社のPCとAndroidタブレットのシェアについてアナウンスがあり、ともに順調に拡大していることが明らかにされた。この理由として同社取締役執行役員常務の留目真伸氏は、「これまで最新テクノロジーのフルラインナップをユーザーに提供してきた。また、ソフトとサービスを同時に提供することで、最新のデジタル環境を簡単に、購入したその日から利用できる。そこがユーザーに評価されたのではないか」と語る。
また、モバイルPC市場の成長が進んでいることを挙げ、「PCを外出先でも使いたいというニーズが確実に増えてきている」とする。その中で大々的に発表したのが「Lavie Tab S」と「Lavie U」だ。
Lavie Tab Sを持って旅に出よう
Lavie Tab SはAndroid 4.4搭載、SIMフリーの8インチタブレットだ。CPUにAtom Z3745(最大1.86GHz)、2GBメモリー、ストレージは16GBという構成。ディスプレーはIPS液晶を採用(1920×1200ドット)する。サイズは幅123.8×奥行209.8×高さ7.9mmで、重さはLTEモデルの「TS708/T1W」が約310g、「TS508/T1W」が約305gとなっている(関連記事)。
留目氏は利用シーンのひとつとして読書を挙げ、「LTE対応モデルはいつでも新しいコミックを購入できる。スリムで、画面もワイドなので通勤途中に新聞を読むのもいいし、英語の学習なんてこともいいだろう」とする。
併せて登壇した商品企画本部の柴山友則氏は「旅に出よう」と提案する。「予定を立てる、旅先に持っていく、思い出を残すという各シーンでご利用いただけると思う。カメラもf/2.2レンズを搭載し、フラッシュライトもあるので、屋内でも明るい写真撮影が可能だ」という。
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