ビッグローブの音声通話付き格安SIM+シャープのスマホで「BIGLOBEスマホ」登場!
ビッグローブ社長「“うれスマ”は、ずばり安くて速いスマホ」
2014年06月30日 20時30分更新
「今までのスマートフォンはリムジン、格安スマホはKカー(軽自動車)、BIGLOBEスマホはハイブリッドカーかな。一言で言えば、ずばり、安くて速いスマホです」。ビッグローブの古関義幸代表取締役社長がそう形容するのは、ビッグローブが6月30日に発表した「BIGLOBEスマホ」だ。
「ハイブリッドカー」と形容した理由は?
内容としては、格安SIM「BIGLOBE LTE・3G」とシャープの「AQUOS PHONE SH908」を組み合わせたもの。
BIGLOBE LTE・3Gは、NTTドコモの通信網を利用した格安SIM。XiおよびFOMAの通信網を利用できるため、通信速度は最大で下り150Mbps/上り50MbpsとXi同様。通話品質および通話可能エリアもXi/FOMAに準ずる。最安プラン「音声通話スタートプラン」を利用した場合の月額は端末代金込みで3476円(税抜)。MVNOでないキャリア同様、MNPにより電話番号を引き継ぐことも可能だ。
そして古関社長が「大きな特徴の一つ」とするのは、現在同社が販売中の「Wi-Fiほぼスマホ」と同じく、BIGLOBEの公衆無線Wi-Fiスポットを追加料金なしで利用できる点。「皆がうれしいスマホということで、『うれスマ』と名付けました(古関社長)」と古関社長が語るように、「スマートフォンの利便性は手放し難いが、月々の維持費は抑えたい」と考えるユーザーにとって「うれしいスマートフォン」になりそうだ。
「容量は少なめでも速度は速い」「速度は速いのに安い」。リムジン(一般的なスマートフォン)と軽自動車(格安スマホ)のいいところどりをしたのが「BIGLOBEスマホ」というわけだ。
