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「WatchGuard XTM」アプライアンスでネットワークも統合管理

ウォッチガード、UTM OSで無線LANの監視/管理機能を強化

2014年06月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは6月3日、同社UTM(統合脅威管理)アプライアンス「WatchGuard XTM」向けOSの新バージョン「Fireware 11.9」をリリースした。無線LANアクセスポイント(AP)の管理機能を改善し、有線ネットワークと同様に無線ネットワークを一元監視/管理できる機能を強化している。

 WatchGuard XTMは無線LANコントローラー機能を備えているが(関連記事)、Fireware 11.9で新たに拡張された機能では、無線APの有効範囲の迅速なマッピング、有線および無線ネットワークのセキュリティポリシーの同時変更、そしてネットワークインフラ全般にわたるトラフィック、カバレッジ、セキュリティ基準の適用を可能にする。

ウォッチガードUTM OSの新版「Fireware 11.9」、Webインタフェース画面

 また、トラフィックとチャネルの干渉、脆弱性の特定、帯域幅の優先順位の管理、同じ周波数を共有する隣接ネットワークに関して、すべての無線LANの活動をマッピングすることができる。これにより、無線LANを含むすべてのトラフィックやセキュリティの課題が明確になり、リアルタイムに管理することが可能になるとしている。

無線LAN AP(左)や接続しているデバイスの稼働状況一覧

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン 社長執行役員の根岸正人氏は、今回のアップデートにより、さらに洗練された有線/無線ネットワークの統合管理機能を提供すると述べ、管理者の付加軽減と効率的なネットワークの総合セキュリティ実現に貢献するとコメントしている。

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