ウェザーニューズは、iOS/Androidアプリ「地震津波の会」を通して4月7日に「減災訓練」を実施し、訓練用緊急地震速報からネット接続する行動などを調査した結果を発表した。
アプリ「地震津波の会」は、大地震発生時に一般サイトが接続集中のため繋がりにくくなることを避けるために作られたスマホ向けの会員制サービス。減災訓練では、最大震度6弱の地震の発生を想定して訓練用緊急地震速報を一斉送信、ポップアップからの接続スピードや地震が発生するまでの20秒間でどのような避難行動がとれるかを検証した。
訓練後のアンケートでは、3秒以内に接続できれば速いと感じる人が大多数を占めた。地震警報の通知ポップアップを押してから「地震津波の会」の詳細を3秒以内に見ることができた人は7割に達して会員の満足度は8割を超える結果。一方、避難行動に関しては、8割以上の人は避難をイメージすることができたが、実際に行動できた人はそのうちの3割のみという。
ウェザーニューズでは、来るべき震災に備えて身を守る方法を考え、訓練への参加を重ねることで行動が習慣づけられていくよう、今後も定期的に減災訓練を今後も実施してゆくという。「地震津波の会」は年会費制で、iOS版ならばAppStoreで3100円、GooglePlayならば2962円(いずれも税抜、クレジット決済ならばいずれも2962円)で入会できる。