エプソン「R-D1x」はMマウントのオールドレンズを活かすには魅力的なプラットフォームだ
今から20年前(1994年)の秋、発売日当日にカシオのデジカメ「QV-10」を秋葉原の某地下ショップで購入した。
筆者の親父は国内外のアナログカメラのマニアックなユーザーだったが、筆者は旅行などでせいぜいスナップ写真を撮るくらいのユーザーだった。
そんな筆者だったが、QV-10を手に入れてからはさまざまなデジタルカメラを手に入れ、撮影を行なうにつれ、カメラ本体に極めて強い興味を持つようになってしまった。
アナログカメラ系からデジタルカメラ系というユーザーの流れがメジャーな推移なら、デジタルカメラ系からアナログカメラ系というごくわずかな逆方向の流れも、小さなカメラトレンドかもしれない。
アナログ時代の“オールドレンズを最新のデジタルカメラで使う”という、昨今流行の楽しい試みもその代表格だろう。現代テクノロジーの集積でスピーディなデジタルカメラでアナログ時代の偉大な遺産を使うのは極めてエキサイティングだ。
そんなことを思っている時に、今から10年ほど前にエプソンから発売された“世界初のレンジファインダー式デジタルカメラ”である「EPSON R-D1」の新モデル「R-D1x」が安価に発売されているという情報が耳に入ってきた。
発売当初からつい最近まで30万円近くした販売価格のR-D1xも、最終的な在庫調整の時期に入り、某カメラショップでは10万円を切って販売されアッという間に売り切れてしまったという。さすがにその価格では入手できなかったが、筆者も14万円程度で購入できた。
銀塩カメラのようなクラシック感が魅力の
エプソン「R-D1x」
R-D1xの最新モデル(といっても2009年発売だが)は「R-D1xG」と呼ばれるグリップ付きのキットモデルであるが、グリップ以外はまったく差がない。極めてシンプルなパッケージを開梱するとデジタルカメラとは思えない重厚でクラシカルな本体が現れる。
背面にある2.5インチのTFT液晶モニター画面にさえ気づかなければ、おおよそデジタルカメラとは思えないクラシカルなデザインだ。R-D1xの最大の特徴は、レンジファインダー(光学視差式距離計)方式のピント合わせを採用していることだ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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