繋がるのは当たり前
大事なのはその先なんです
3キャリアの中で、唯一春モデルの発表会を行なったau。スマホが4機種、タブレット1機種と数は少ないものの、個性的な端末を投入してきた。そんな発表会の様子をお届けする。
まずは、冒頭のプレゼンテーションでKDDI代表取締役社長の田中孝司氏が登壇。「2013年はついにドコモさんがiPhoneの販売を開始し、業界にとって転換期だった。あれから数ヵ月たち、3社横並びに見えるがそれぞれ違いがあることがわかってきました。顧客は常にいいものを選びたいと思っています。そこでauから新しい提案をしたい。もう繋がるのは当たり前なんです。これからのauは“速いが広い”です」と挨拶をした。
プラチナバンドの周波数800MHz帯は3月末までに日本の99%のエリアをカバー予定だという。「99%までいくと、3Gの表示を見なくなると思います。ただ、ここから0.1%上げるのが大変なんですが」と田中社長。春ということで大学を例に出し、全国772大学、1186キャンパスでカバー率100%とアピールして学生の加入を狙っていた。
また、卒業旅行などで海外に行くユーザーに向けては、ローミングの優位性を解説。渡航者数2~5位までの韓国、アメリカ、香港、ハワイではすでにLTEローミングが対応しているが、新しく10位のフランスにも対応した。現在、auの海外ローミング定額は24.4MBまで1980円、それ以上は2980円だが、「高いのではないか」という質問に対し、田中社長は「高いという声が大きくなったら料金を見直す」と答えた。
最後に田中社長は「お客さんは少しでも良い物を選びたい。みんな同じではなく、auはちょっと違います。Think differentじゃないけど、auらしさをどんどん提案していきたい。“速いが広い”LTE、ダントツのカバー率、大画面のスマホ、そして最強の学割。auスマートパスやauスマートサポートなど、春も頑張ります」と締めくくった。
質疑応答では、Firefox OSを2014年度内に投入予定だという点、SIMロック解除については検討しているが方針はまったく決まっていない、iPhoneの発売でドコモが盛り返してきたが、MNPでの競争力は落ちていないなど、重要な話を聞くことができた。
auは大画面スマホを武器にこの春商戦を戦っていく。
剛力さんや哀川さん
そして、モー娘。とあの女芸人がコラボ!?
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