「LIFEBOOK SH WS1/M」は2560×1440ドットIGZO液晶の高機能モバイル (3/3)
2013年12月25日 11時00分更新
2560×1440ドットのIGZO液晶ディスプレーを採用
LIFEBOOK WS1/Mは、液晶ディスプレーにWQHD(2560×1440ドット)表示のIGZO液晶を採用している。dpiは約221で、超精細な映像が魅力だ。標準ではデスクトップの表示サイズが最大になっいたりブラウザの拡大率が大きく設定されているため1画面あたりの文字情報量はそれほど多くはないが、コントロールパネルから表示サイズを最小に設定するとフルHD表示と比べて約1.78倍の文字を表示できる。また高解像度のデジカメ写真を表示すると、その精細さを実感できるだろう。
LIFEBOOK WS1/Mはタッチ対応のグレアパネルを採用しているが、同じカスタムメイドモデルである「LIFEBOOK WS2/M」ではタッチ非対応のノングレアパネルが採用されている。写真や動画を楽しむなら、発色に優れたグレアパネルのLIFEBOOK WS1/Mを選ぶとよい。文書作成などで文字を読む機会が多い場合は、光の映り込みが少なく目が疲れにくいノングレアタイプのLIFEBOOK WS2/Mがお勧めだ。
キーボードは86キー構成の日本語配列。キーピッチは横19mmで縦18mm、特に小さなキーもなく非常に入力しやすい。ただしキーストロークが約1mmと少々浅めだ。人によっては打鍵感に物足りなさを感じるかもしれないが、筆者はストロークが浅いほうが好みなのでとても快適に操作できた。
ポインティングデバイスとしては、ジェスチャー機能対応のフラットポイントを採用している。パッド部分とボタンが一体化した、いわゆるクリックパッドと呼ばれるタイプだ。サイズは実測で幅97.5×59mmと大きく使いやすい。
キーボードの右上には、電源ボタンとワンプッシュで省電力モードに切り替えられる「ECOボタン」が配置されている。またパームレスト右には、富士通のノートではお馴染みの指紋センサーを用意。添付ソフトの「OmniPass」にユーザー情報を登録すれば、パスワード入力なしでWebサービスにログインすることが可能だ。
軽さよりも機能を重視したいビジネスマンに
LIFEBOOK WS1/Mはバッテリー駆動時間については約21.1時間と長いものの、高さが最厚部で19.8mm、重量は増設ユニット非搭載時で約1.33kgと特別持ち運びやすいわけではない。だが豊富なインターフェイスと増設ユニットによる拡張性を考えれば、どんな状況でも柔軟に対応できるモバイルマシンといえるだろう。特に外出先でのプレゼンや出張などが多いビジネスマンに最強のツールとなるはずだ。
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