オーディオテクニカが今後投入予定の新製品の発表会を開催した。今回はヘッドフォンの話が中心となった。
「SonicFuel」は9月20日に第一弾となる製品が登場したブランドで、ワールドワイドで展開することを意識した製品。今回、その新モデルとして発売される「ATH-CHX7」(予想実売価格6500円前後)は、密閉型とオープンエアー型の両方の着け心地を実現する「ハイブリッドヘッドフォン」。
独特の形状をしたイヤピースを採用することで、音漏れしないという密閉型の長所とオープン型の開放感を両方実現した。
ケーブルは平型となっており、さらに細かい溝が入っているため絡まりにくい形状となっている。
「ATH-OX7AMP」(予想実売価格3万円前後)は、アンプ内蔵の密閉ダイナミック型ヘッドフォン。単4電池1本で動作し、アルカリ乾電池使用で約35時間の駆動が可能だ。電源オフの状態でも通常のヘッドフォンとして利用できる。
40mmのドライバーを採用。ハウジングの限られたスペースに詰め込むため、アンプはコンパクトでシンプルな回路を開発したという。
「ATH-IM」シリーズはBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーを採用するヘッドフォン。BAユニット1つの「ATH-IM01」(予想実売価格1万5000円前後)から2つ内蔵の「ATH-IM02」(同2万円前後)、3つ内蔵の「ATH-IM03」(同4万円前後)、4つ内蔵する「ATH-IM04」(同6万円前後)まで、4製品をラインナップする。
この4ラインアップのBAユニットは特性に応じてすべて異なるものを用いており、トータルで10個のBAユニットを使っているという。
上記はすべて11月15日発売の製品で、このほかに同社は10月18日と12月13日にも製品を投入する予定だ。上記以外の主な製品を写真で紹介していく。