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夏ボで買え! 今がお買い得の3万円台デジタル製品 第3回

3万円台でPC自作!? Haswellに乗り換えてみた

2013年07月18日 12時00分更新

文● 正田拓也

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乗り換え完了! 従来PCより消費電力がわずかに減少

Haswellマザーに換装したPC

Haswellマザーに換装したPC

 配線が済んだら電源オン。大きな間違いがなければすぐに起動する。

 起動を確認したら、Windows 8をサクっと導入。軽い軽いと言われるWindows 8でさえ、高いクロックで処理性能の高いCPUのほうがさらに動作が軽快に感じる。

左が従来(Sandy Brdge)で、右が換装後(Haswell)のワットチェッカーによる測定結果

 そして、Haswellだけに省電力性を期待したいところ。早速ワットチェッカーで測ってみたが、従来のSandyBridgeであるCore i5-2400Sと比べて、同じアイドル時で24Wから22Wに減少した程度となった。

 期待ほど減ってないのは残念だが、前のCPUが2.5GHz駆動であったことなどを考えれば、クロックがアップして減少しているのだから、よしとしよう。アイドル時という低い消費電力時の比較となるため、電源によっても差がある。今使っている「80PLUS BRONZE」(電源の変換効率を示す認証プログラムのランク)の電源をもっといいもの、例えば最近では一般的になった「80PLUS GOLD」に交換すると、もっと差が開くのかもしれない。

捨てるものを極力減らす3万円台でのアップグレード

Windows 8を導入して起動。快適に動作した

Windows 8を導入して起動。快適に動作した

 こうして、Haswellへのアップグレードが3万台で完了した。今回は2世代前のSandyBridge世代からの更新となったが、DDR3のメモリーを使った世代であれば、ほぼCPUとマザーの入れ替えだけでHaswellへグレードアップが可能だろう。

 今や金銭面でほとんどメリットがないと言われる自作PCだが、パーツの流用などによっては安く仕上げることも可能だ。

 また、新しいPCの運び入れや古いPCの処分というわずらわしさからも開放される。今回、不要となってどこかに旅立つのはマザーとCPUだけとなる。

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