USBはもちろん、エコノミーにもコンセント有り!
タイ国際航空A380のシートクラスは、ファースト、ビジネス、エコノミーの3種類。エコノミーは1階と2階の機体後部にあり、総座席数は435。座席配置は3:4:3の1列あたり10席で、座席間のピッチは81cm、座席幅は45~46cm、リクライニング角度は120度となっている。
もはや当たり前ではあるが、エコノミークラスでも各座席にある10.6インチのパーソナルディスプレーで機内エンターテイメントを楽しめる。USB端子も1つ用意されているので、スマートフォンの充電なども可能だ。また、すべての座席ではないが、座席の下には110Vのコンセントがあるので、飛行中にPCなどの電子機器を使いたい場合も安心だ。
2階のフロア中央から後方にはビジネスクラスが60席ある。一列あたり4席で、窓側はプライベート席、機体中央の席はペア席になっている。座席はボーイング747に比べると少々小ぶりで、座席間ピッチが112cm、座席幅は51cmだが、リクライニングはフルフラットにまで倒せるので、横になってぐっすりと休めるのがポイント。またボーイング747のビジネスクラスにはなかったフットレストが設置されているので、着席時にも足を伸ばせるようになっている。パーソナルディスプレーの画面サイズは15.6インチで、USB端子は各座席毎に2つ、コンセントも各座席ごとに備えられている。
2階前方に12席だけあるファーストクラスも、ビジネスクラスと同じ1列あたり4席の配置。座席間ピッチは208cm、座席幅は69cmで、リクライニングは当然フルフラットにできる。パーソナルディスプレーのサイズは23インチと大きく、備え付けの机もある。
また、ファーストクラスには機体の先端部分に多目的スペースが用意されているので、長時間のフライトの際には打ち合わせスペースやバーとして利用できるとのこと。機体前方左側にあるファーストクラス専用トイレは、着替えをするにも十分なスペースとなっている。
この連載の記事
-
第3回
ゲーム・ホビー
レイヤーの意識が日本とは違うタイのコスプレ事情 -
第2回
ゲーム・ホビー
高級ショッピングエリアに集中するタイのオタク街! -
第-1回
ゲーム・ホビー
エアバスA380で行く微笑みの国タイで、オタク事情を探る! - この連載の一覧へ