増設バッテリーを選択すれば約11.6時間駆動を実現!
フルカスタマイズ可能な点が「Endeavor NA601E」の大きなウリではあるが、そのカスタマイズの方向性としては、実用性をより重視した「光学ディスク搭載タイプ」、スタミナに重きを置く「増設バッテリー搭載タイプ」、機動性に優れた「軽量タイプ」の3パターンを想定しているようだ。
これは、一般的に光学ドライブが搭載されるベイに、増設バッテリーを代わりに組み込めるというもの。光学ドライブは、DVD-ROMおよびスーパーマルチドライブのどちらかをチョイス可能だ。一方、増設バッテリーを搭載すると、標準バッテリーのみで約7時間という最大駆動時間が、さらに約11.6時間まで伸びる。
そして、光学ドライブも増設バッテリーも搭載せず、ダミーベゼルを埋め込んだ形が、「軽量タイプ」だ。最軽量の構成(メモリー:2GB×1、ストレージ:128GB SSD、光ディスクドライブなし、無線LANなし)にすると、その重さは約1.65kgまで軽量化する。
今回、原稿執筆において試用したマシンは、この3タイプでいうとダミーベゼルを選択し、ストレージはSSD128GBを搭載した、いわゆる「軽量タイプ」の構成。主な仕様としては、OSがWindows 7 Professional(64ビット版)で、CPUにCore i5-3317U、メモリーは8GBと、ビジネスシーンで利用しても余裕の持てる構成だ。