このページの本文へ

クラウド型グループメーラー 「メールワイズ on cybozu.com」も発売

cybozu.comが大幅機能強化!Kintoneのアプリストア追加

2012年10月10日 07時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 10月9日、サイボウズは企業向けのクラウドサービス「cybozu.com」を大幅バージョンアップ。業務アプリケーションのクラウドサービスであるKintoneやサイボウズ Office on cybozu.comを機能強化したほか、クラウド型グループメーラー「メールワイズ」を発売した。

 kintoneでは「アプリストア」を公開。30種類以上のアプリがダウンロード数無制限で、カスタマイズも自由に行なえる。アプリは、営業支援(SFA)パック、ワークフロー(社内申請管理)パック、顧客サポートパック、案件管理、顧客リスト、商談報告書、出張申請、問合せ管理、クレーム管理、契約書管理など。kintone本体も機能強化され、表計算ソフトのように一覧画面のままレコードの編集が可能になったほか、複数のアプリケーション間を連携する自動ルックアップを実現するパーツも追加された。その他、リマインド通知、ビジネスプロセス設定など、全部で約100カ所のアップデートを行なったという。

kintoneアプリストア webサイト

 また、βテストを行なっていたグループメール共有サービス「メールワイズ on cybozu.com」がいよいよ正式サービスを開始した。複数のユーザーで共有できるグループメーラーで、対応漏れなどを防ぎ、少人数で数百通のメールを短時間のうちに裁けるようになるほか、返信フローを盛り込むことで対応品質も向上。2ユーザーから契約でき、利用料金は1ユーザーあたり月額500円、年額5880円(ともに税抜)となる。

メールワイズ on cybozu.com」がいよいよ正式サービス

 サイボウズ Office on cybozu.comも、利便性向上と遊び心などをポイントに115カ所をアップデート。サイボウズ Office 8のデザインギャラリーを復活させ、全65種類のデザインとなった。また、ワークフローにおいては、申請の処理者に割り当てられた場合、メールで通知可能になった。カスタムアプリでは、レコードコメントをCSVに書き出せるようになったという。

 基盤となるcybozu.comも管理ポータルも刷新され、クレジットカード払いに対応したほか、お試し手順も短縮されたという。

 なお、2012年12月31日までの期間限定で、クラウド/パッケージの「サイボウズ Office」を新規価格の約半額で購入できる「ごぶごぶキャンペーン」を実施する。

■関連サイト

カテゴリートップへ