短文やスケジュールの入力、簡単なメール送信程度ならiOS標準のソフトウエアキーボードで十分だが、もう少し入力感のある使用環境を、安く簡単に整えたいというユーザーにとって、エレコムのiPad用「アシスタントキーボード」は、商品の割り切りとコストパフォーマンスが秀逸だ。
同社からほぼ同時期に発売されたNFC搭載スマート・フォン用の「NFC対応キーボード」も同じシリコンゴム製の無線キーボードだが、時代の先端を行くNFCという新しい技術以外見るべきものがない。使い勝手もそれほど画期的ではなく、当然コストパフォーマンスも低い。「技術的にできる」と「便利」の差を感じてしまう商品だ。
アシスタントキーボードのパッケージを開くと、乳白色のシリコンゴムのベースに黒いキートップだけが載っかった、頼りにならなさそうなヘニャヘニャした感覚のキーボードが出てくる。このシリコンゴム製のキーボードは、iPadの横位置での文字入力時に、画面の下半分に表示されるソフトウエアキーボードに重なるように、液晶パネルの上に置くだけの商品だ。
しかし、実際に何分間か文字入力をやってみると、単に液晶パネルに表示されるだけのソフトウエアキーボードと異なり、キートップが立体的に存在し、ほんの少しストロークがあるだけでキーボードのキー入力の印象は大きく異なるものだ。
ただ置いているだけだが、シリコンゴム独特の粘りがiPadの液晶ガラス面とくっつく。スマートカバーを折り曲げて入力を楽にする程度の傾きならば、アシスタントキーボードが滑り落ちる心配は無さそうだ。アシスタントキーボードは「iPadで長文を入力する」といった間違った使い方をしない限り、今まで筆者が購入したすべてのiPad用キーボードと比較しても、価格性能比がより優れていることだけは確かだ。
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アイテム:エレコム「iPad用アシスタントキーボード」
価格:Amazonにて1537円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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