8月7日、Fusion-ioはx86サーバーを高速ストレージにするソフトウェア「IONデータアクセラレーター ソフトウェア」を発表した。
同社のPCIeカード型フラッシュメモリ「ioDrive」と組み合わせて利用する製品で、汎用サーバー製品をFCやInfiniBand、iSCSI対応のストレージとする。ioDriveをベースにするため高速であることが特徴で、1Uサーバーであっても1秒間に100万以上のTOPS、最大6GB/sのスループット、0.06秒以下のレイテンシ性能を実現するという。
高可用性オプションも用意しており、複数のIONシステム間でデータを同期レプリケーションすることが可能だ。また、データはつねに同期書き込みするため、予期せぬ停電が生じてもデータロスのリスクはなく、バッテリーバックアップやUPSは不要としている。
管理は、Fusion-ioが提供する管理ツール「ioSphere」から可能で、GUIやコマンドラインを使って複数のIONシステムを集中管理できる。