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売り場で迷わない! スマホ周辺機器の選び方 第4回

軽くて長寿命! ソニーの充電池「サイクルエナジー シルバー」

2012年06月18日 12時00分更新

文● 行正和義

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実測値で19gという軽さがもたらすもの

サイクルエナジー シルバーの充電器付属モデル。左がスタンダードタイプ(予想実売価格1600円前後)で右はリフレッシュ機能付き急速充電タイプ(同3000円前後)

 エネループliteは1本あたりの重量が約19gと、エネループ(白)の約27gに比べて軽いため、容量よりも重量が大切な玩具、つまりミニ四駆の世界では注目されているのだが、サイクルエナジーシルバーもエネループliteと同程度の重量だ(正式な公称値はないが実測したところ19g前後)。

 モバイル機器の携帯性という観点から見ても、3割近く軽ければ「軽い」と実感できるほどであり、複数本を持ち歩く場合に負担は軽くなるだろう。

 もちろん、容量が半分なのだから倍の本数を持たなくてはならず、重量的利点なんてないと言い切るのは簡単だ。しかし、考えてみれば容量や重量を優先するならばそれこそリチウムイオンタイプのモバイルバッテリーを使えば済む話。

 モバイルバッテリーとして単3充電池を使う利点のひとつは必要性に応じて持ち歩く本数(=予備電力容量)を選択できる点である。サイクルエナジーゴールドやエネループ(白)の場合はそれが50%刻みであったわけだが、シルバーやliteでは25%刻みになったわけだ。

 また、普段モバイルバッテリーはほとんど使わないものの、たまに家に帰着するまでに切れてしまう、もしくは万一のときのために持ちたいケースであれば、スマホ25%分の容量でもけっこう使えるはず。

 いざとなったらコンビニで電池を買い足せるのが単3タイプのモバイルバッテリーの強みなので、普段からカバンに入れておくものは最小限と割り切って使うというのもありだろう。

 いずれにせよ、単3充電池を使うモバイルバッテリーで“必要性に応じた容量”という選択肢が広がったのは歓迎したい。

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