ソニーは、「VAIO E」の2012年夏モデルとして、14型サイズのプレミアムホームノート「VAIO E 14P」(SVE14A19FJW・B・P、SVE14A18FJW・B・P)、同じく14型のノート「VAIO E 14」(SVE14119FJW・B・P)を追加した。発売は6月9日予定。価格はそれぞれオープンプライス。店頭想定価格は、SVE14A19FJW・B・Pが約14万円、SVE14A18FJW・B・Pが約12万円、SVE14119FJW・B・Pが約9万円。
VAIO Eシリーズ夏モデルでは、共通デザインコンセプトとして「Wrap Design」(ラップデザイン)を採用。側面などから本体を見た場合などに、大切なもの/愛着があるものをを包み込む(Wrap)行為や事柄/カバンなどをイメージしているという。
またVAIO E 14Pでは、ベースとなる本体色に加えて側面/キーボードサイド/タッチパッドにアクセントカラーを施すことで、オリジナリティーを表現。さらに本体色がホワイトのモデルは、一般的な塗装ではなく白色樹脂を採用し、透明コーティング(奥行き感の表現)/UVコーティング(材質劣化低減)を施した。ピンクとVAIO オーナーメードモデルの限定色では、ベースカラー塗料にアルミ粉末を混ぜて塗装し、金属のような仕上がりを実現した。
このほか、VAIO オーナーメードモデルでは、ダイヤモンドカットによるVAIOロゴが天板に刻印された限定メタル筐体が選択可能。ダイヤモンドカッターでアルミ天板の表面を削り出して内部を露出させることで輝くような効果が得られるという。
またVAIO Eシリーズ共通で、スタンバイ機能「Rapid Wake + Eco」を採用し、液晶を開けるとすぐに作業を再開できるようになった。ソニー独自のデータ保護ソリューションにより、液晶を閉じた直後に作業状態をキャッシュとして保存するため、電源が落ちてしまってもデータが失われることはない。また、スリープ状態で約160日間のバッテリー持続時間を実現している。
「VAIO E 14P」
VAIO E 14Pシリーズのハードウェアスペックは、SVE14A19FJがCore i5-3210M(2.5GHz)、Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、4GBメモリー(最大16GB)、約750GB HDD、Blu-ray Discドライブ。SVE14A18Fは、Core i3-2350M(2.3GHz)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、約640GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ。インターフェースは共通で、USB 3.0端子、USB 2.0端子×2、アナログRGB端子、HDMI端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS。サイズ/重量は、それぞれ約幅341×奥行き245×高さ22.4mm/約2.26kg。
主なスペック | ||
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製品名 | VAIO E 14P | |
型番 | SVE14A19FJW・B・P | SVE14A18FJW・B・P |
店頭想定価格 | 約14万円 | 約12万円 |
CPU | Intel Core i5-3210M(2.5GHz) | Intel Core i3-2350M(2.3GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM76 Express | |
メインメモリー | 4GB(16GB) | |
ディスプレー(最大解像度) | 14型ワイド(1366×768ドット)、LEDバックライト | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) | Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) |
ストレージ | 約750GB HDD | 約640GB HDD |
光学式ドライブ | Blu-ray Discドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) | |
インターフェース | USB 3.0端子、USB 2.0端子×2、アナログRGB端子、HDMI端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS | |
カードスロット | メモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ) | |
テレビ機能 | ― | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、モノラルマイク、ヘッドホン端子、マイク端子 | |
本体サイズ/重量 | 約幅341×奥行き245×高さ22.4mm/約2.26kg | |
バッテリー駆動時間 | 約5時間 | 約6時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |