ソニーから、セパレートタイプの2.1chシアターシステム「HT-FS30」が発表された。4月28日発売予定で予想実売価格は2万3000円前後。
本製品はスピーカー2本とアンプ内蔵サブウーファーという構成のシアターシステムで、デジタルアンプの「S-MASTER」を内蔵し、バーチャルサラウンド機能の「S-FORCE PRO フロントサラウンド3D」を利用可能。「ドルビー Ture HD」や「dts HD Master Audio」といったHDオーディオの再生にも対応する。
サブウーファーは、低音域の音圧を上げる「スマート・BASS・テクノロジー」を新たに採用。単に重低音を響かせるのではなく、音の広がりや厚みを再現する。
HDMI入力を3系統備えるほか、アナログ(RCAピン)入力端子も搭載。アナログ入力は主に携帯オーディオプレーヤーやスマートフォンと接続することを想定しており、圧縮音声の高音域を補完する「ポータブルオーディオエンハンサー」を利用できる。
そのほか「ムービー」や「スポーツ」といった9種類のサウンドモードを用意し、(HDMI連携により)テレビの番組ジャンルに合わせて自動的にモードを切り替える「オートジャンルセレクター」を利用可能だ。
音量を下げる際に肉声の成分のみ音の下げ幅を小さくする「クリアボイス」や、CMと番組の音量差をなくするように自動調整する「アドバンスド自動調整機能」なども搭載する。
HT-FS30の基本機能をそのままラック型筐体に収めた「RHT-G10EX」も登場。予想実売価格は5万円前後で、発売日は4月28日の予定だ。