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安くて速いぞ 冬ボーナスで買うAMDオンリー自作特集 第2回

5万円でも驚きの快適さ!? AMD A6で作る低価格自作PC

2011年12月06日 12時00分更新

文● 池座 優里

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総額5万円のAMDオンリーPCの実力はいかに?

CPU A6-3650 約1万500円
マザーボード A75MA-P35 約7000円
メモリー AD3U1333C4G9-2(4GB×2) 約2700円
SSD AS510S3-120GM-C(120GB) 約1万2500円
PCケース TEMJIN SST-TJ08B-E 約1万円
電源 ZUMAX ZU-525N 約5000円
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ 約2000円
合計金額 約4万9700円

 ここまでに紹介した構成では、パーツの総額は約4万9700円。ギリギリ5万円を切る計算で、価格面では目的をクリアしたことになる。それでは気になる性能をチェックしていくことにしよう。「2011年度版5万円PC」の実力はどのようなものだろうか。

Windowsエクスペリエンスインデックス

 まずは、おなじみのWindowsエクスペリエンスインデックスにて、おおまかな基本性能を確認してみよう。

 スコアを確認すると、CPU、メモリー、プライマリHDDはいずれも「7.0」を超え、最も低いグラフィックスも「5.8」を記録するなど、5万円で組んだPCとは思えないほど基本性能は高い。特にSSDを採用した効果は大きく、実際にテストをしていても、「サクサク動作するな」という印象だった。

5万円PCのWindowsエクスペリエンスインデックスの値

DiRT3ベンチマーク

 基本性能が確認できたところで、ここからはゲーム系のベンチマークテストを使い、内蔵GPUでどの程度のグラフィックス性能があるのかを確認していくこう。まずは初回限定パッケージにダウンロードチケットが添付されていた「DiRT3」だ。計測した解像度は800×600ドット、1280×720ドット、1920×1200ドットの3パターン。それ以外の設定は初期設定のままとした。

DiRT3でのグラフィック性能計測結果(単位はfps)

 さすがに1920×1200ドットの高解像度では「9.32fps」と厳しい結果となったが、800×600ドットでは「39.54fps」、HD画質の1280×720ドットでも「30.41fps」と、ゲームを遊ぶ際の目安である30fpsを超えている。内蔵グラフィック機能にも関わらず、DirectX 11世代のゲームが遊べるパフォーマンスを実現しているのは素直に驚きだ。

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