Ultrabookの魅力は従来のノートパソコンよりも薄くて軽いこと。特に薄さはインテルのレギュレーションで21mm以下と規定されており、一般的なノートパソコンの半分以下である。そこでUltrabook特集の第2回では、第1回で紹介したUltrabook 4製品のサイズと薄さ、重さを比較していきたい。各製品の詳細については、特集第1回をご参照いただきたい。
フットプリントを比較する
13.3型で最小はIdeaPad U300s!
まずは、フットプリント(底面積)を比較してみよう。フットプリントが小さな製品のほうが、机の上のスペースを占有しないし、持ち運びの際にも便利だ。結果は下の表にまとめたとおりとなる。
製品名 | 横幅 | 奥行き | 底面積 |
---|---|---|---|
dynabook R631/28D | 316mm | 227mm | 71732mm2 |
ZENBOOK UX21E | 299mm | 196.8mm | 58843.2mm2 |
IdeaPad U300s | 324mm | 216mm | 69984mm2 |
Aspire S3-951-F34C | 323mm | 218.5mm | 70575.5mm2 |
今回取り上げたUltrabook 4製品のうち、ZENBOOK UX21E-KX128(以下UX21E)のみ11.6型液晶ディスプレーを搭載しているが、ほかの3製品は13.3型液晶ディスプレーを搭載する。そのため、フットプリントはUX21Eが一番小さく、58843.2mm2であった。
13.3型の3製品の中で、一番フットプリントが小さいのはIdeaPad U300s(以下U300s)で、次がAspire S3-951-F34C(以下Aspire S3)。一番大きいのがdynabook R631/28D(以下R631)である。ただし一番小さなU300sと、一番大きなR631の差は2%強しかない。実用上13.3型液晶搭載モデルは、いずれもほぼ同じフットプリントだと考えてよい。
参考のために、週刊アスキーを上に重ねて写真を撮影してみた(UX21Eについては週刊アスキーを下に敷いて撮影)。

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